Categories
New Entry
Archives
Recent Comment
Related Site
yakiu-no-uwagoto
CrazyBeats
kasagiStyle (coming Soon)
サヨナラエラー


本家のヤブニラミジャパンは、予定通り全10回の連載を終え
無期限更新停止となりました。

ここも予定通り、無期限更新停止とします。

実はここんとこ、ほとんど野球を見ていないのですよ。
理由もクソもなく、ただ単純に夜、家にいないことが多いだけなのですが。

とはいえ、やっぱり気にはなるものでして
相も変わらず、試合経過だけはケータイでチェックしてたりします。
ちょっとだけですが、阪神も昇り傾向ですし。

もうどうしようもないぐらい打てない阪神打線ですが
それでも交流戦明けから、ちょっと打者の振りが変わってきてるんですよね。
いいピッチャーが出てきたらどうしようもないけど
レベルの低いピッチャーだったり、調子の悪いピッチャーだったりしたら
まぁ何とかなるような気になってきました。

そんなことよりも、つくづく交流戦が終わってくれてよかったと思っています。
あの史上最悪のカッコ悪いユニホームを見なくてすむんだから。
あれは阪神ファンへの冒涜行為ですよ。みんなもっと怒っていい。
特に球場まで足を運んでいる人は文句をいう権利がある。

ナメんなと。
甲子園のカッコよさと、ユニホームのカッコよさは
阪神ファン最大の誇りなんじゃないかと。

とにかくもうコシノなんちゃらは阪神に関わらないでほしいですわ。

さて

書く書く詐欺みたいになっていた、ペンディングしたままの企画がいくつかありますが
「1976年のプロ野球」について徹底的に書きたいという企画は
いまだに名残惜しく、もしかしたらプラチナログとして書くかもしれません。
ま、あまり期待しないで待っててください。

ヤキウノウワゴトも、ヤキウノウワゴトから派生してできた
本家の方も、これでお終い。あとはCrazyBeatsのみになります。

野球好き(それも阪神支持者)と
クレージーキャッツのファンがカブるとは思えないのですが
(さいきんひとり見つけたw)
まぁよかったらご覧くださいな。

そういえば、両者をつなぐ貴重な存在である
ハナ肇の親戚・桟原は何をやってるのかねぇ。ええ加減エレベータから
抜け出さなきゃあかんよ。

じゃあね。また会う日まで。我が愛する読者諸君、バァーイ!

comments (0)
復活


ここのページも一応復活させます。まぁここはアクセスも限りなくゼロに近いので書く必要もないのですが。

更新してない間に野球関係もいろいろありました。今後もいろいろあるでしょう。だからといってまた更新する予定もないのですが。

とりあえず報告まで。

comments (0)
鴎向


今日はマリサポに向けて、こないだの逆バージョン、阪神の分析をしたいと思います。

・赤星
「すぽると」で谷繁がいっていた通り、もうどうやっても盗塁は刺せないと考えていた方が賢明です。弱点はバッティングですが、いっても三年連続三割を打ってるので警戒は絶対必要。ただ粘っこいかと思うと、2ナッシングからの変化球を簡単に見逃したりします。

・鳥谷
警戒していたら全然たいしたことないバッター、でも油断してると結構打ちます。アウトローの変化球に難あり。

・シーツ
「神レベルの守備」といわれてますが、あくまでゴロをさばくことに関してだけで、一塁への送球とフライはかなり危なっかしいものがあります。
打撃は二線級ならパカパカ打ちますが、一線級やクセの強い投手はまったく打てません。インハイのボール気味のストレートとアウトローのボール気味の変化球(とくにスライダー)で攻めましょう。

・金本
鉄人と呼ばれてますが、なによりも心まで鉄でできてるのがすごい。打撃は松中級ですが、心の強さは松中を遙かに凌駕するといっても過言ではないでしょう。

・今岡
阪神ファンにとって金本が「あこがれの遠い存在」だとするなら、今岡は「阪神ファンと一心同体」といえます。間違っても今岡をリードで抑えようなんて考えてはいけません。今岡を抑えるには「金本にアクシデントをおこさない」ことです。金本が歩かされたり、死球を受けたりすると確実に打ちます。

・桧山
基本はセカンドゴロですが、何かの間違いで大きい当たりも打ちます。基本的にプレッシャーとは無縁で、相手の投手の出来もあまり関係なく、あくまで「自分の調子がよければ打つ、悪ければ打てない」という選手です。まぁ追い込まれたら三振の可能性は一気に高くなりますが。

・矢野
調子の波が激しい。疲れてくるとまったく打てませんが、逆に調子のいい時は手がつけられません。肩はふつうですが、送球のコントロールがいいので、盗塁阻止率もまぁまぁです。無防備に走るのはマズいです。

・藤本
ポップフライばかり打ってるようなイメージですが、実際よく打ってます。
2ちゃんねるのせいで雑魚と見られがちですが、実はそこまで雑魚ではありません。守備もポカはありますが、守備範囲は相当広い。パでいえば平野(檻)のイメージですね。

・片岡
パ時代と比べると相当力は落ちましたが、勝負所では四球も選べるなど、阪神ファンにとってかなり期待値の高い選手ですので油断は禁物。

・濱中
「生まれ持った運のある男」です。同じ和歌山出身の垣内クラスと舐めてかかるとエラい目にあいます。

・関本
図体はデカいですが長打の心配はありません。ただ右に打つバッティングは天下一品です。
守備は大きな間違いはしませんが、守備範囲の狭さと肩の弱さで相殺しています。


・井川
調子を善し悪しを見るのはストレートです。ストレートがきてさえいれば、たまに一発を食うものの大崩れはしません。逆にストレートの調子が悪いと序盤で大量失点の可能性もあります。

・下柳
おなじコースに違う変化球を投げ分けるピッチングは芸術といえるもので、マリサポからすれば「なんであのタマが打てないのか」と思われるかもしれません。しかしそれこそ彼の真骨頂なのです。

・安藤
交流戦の時とは別人と考えた方がいいでしょう。大げさかもしれませんが、去年までの上原を想定すればわかりやすいです。

・杉山
ストレートが想像以上に手元で伸びるようで、ドンピシャでとらえたと思っても詰まってフライというケースが多いです。立ち上がりが極端に悪いので、そこで捕まえられるかですね。

・福原
防御率がいいのに勝ち星に恵まれないのは打線とかみ合わせが悪いからだと思われがちですが、先制点を取られる悪癖と、小刻みに追加点を取られるのは、勝てないピッチャーの典型なだけです。
ただボールそのものはすばらしいので、それに面食らうかどうかだけです。

・桟原
ストレートとスライダーしかありませんが、ストレートがキレてくるので右バッターにはやっかいなはずです。舐めてかかるとヤバいですが、まぁそれなりの投手です。

・橋本
長身から投げおろすチェンジアップが絶対的な武器。初対面のバッターからすると「ボールが消える」そうです。ストレートもまぁまぁ、あと実はフォークもあります。

・江草
他球団なら確実にローテーションに入れる力がある、今年急成長したピッチャーです。小気味いいテンポで、ストレートを内角にバシバシ投げてきます。

・ジェフ・ウイリアムス
パにはほとんどいないピッチャーですので、打ち崩すのはかなり困難だと思います。ただスライダーのキレが良すぎる時は四球を連発するクセもありますので、はじめから四球狙いという手もあります。

・藤川球児
現在の調子がどれほどかわかりませんが、調子さえよければまず打てません。球速は150km/h前後ですが、みえみえのストレートで完全に振り遅れの空振りがとれます。センターからのカメラでボールが浮いてみえる時は絶好調、逆にちょっとでもシュート回転してるとヤバい証拠です。

・久保田
球速は150km/h台の半ばとチームでもナンバーワンです。ただ僅差でしかもスコアリングポジションにランナーがいないと本領を発揮しない、いわゆる劇場型なのです。


支持球団ということもありどうしても辛めの意見になってますが、団結力は千葉ロッテにけして劣りません。というか組織力で勝ってきたチームです。
岡田の采配についてはあまり芳しいことはないですが、正直ボビーよりも数段マシです。アホ顔なので損していますが、実は相当の知将です(なにしろ早稲田に一般入試で合格したんだから)。去年はかなり酷かったものの、今年はほぼ改善されています。ただカッコよさでは数段劣りますが。

以上っす。さぁいよいよ今日から開幕です。ただ今日のテレ朝の実況が中山某ってのは・・・。テレビの音声消してラジオ聴くかな。ちなみにMBSラジオは一枝修平、ABCラジオはよっさんとふくもっさんですし、実況もずっといいので、こちらの方が100万倍いいですね。ではでは

comments (2)
分析


きのうは初芝様のことですべて埋め尽くしてしまったので、今日はマジメに、マジメってほどでもないですが、千葉ロッテの分析でもしたいと思います。
アタシは阪神の支持者ですが、野球そのものが好きなので、パ・リーグの中継も見れる限りは見ています。とはいえあんまり千葉ロッテ戦の中継をやってないのでいうほど見てないのですが。

まずは打者から

・西岡
とにかく足が速い。守備も派手でありながら安定感がある。打撃も非常にシャープ。まぁ「出だした頃の松井稼頭央」と思っていれば間違いない。松井稼頭央はあんまり守備の安定感はなかったけど。

・堀
日本シリーズにでれるかどうか不明だけど、彼がでてくるかどうかでロッテの戦力はかなり変わると踏んでいる。唯一チームプレーに徹することができるし、なにしろ初芝様と並んで暗黒ロッテを支えたひとりなのだから。
ランナーがいれば右打ちができるし、いなければ外野と内野の間に落とすことが出来る。中日の井端クラス並に注意が必要

・福浦
長打力はあまりないがバットコントロールは図を抜けている。壁がまったく崩れない打撃は驚異。打球にラインドライブがかかるので守備にも注意がいる。左右のゆさぶりは効かなさそう。攻めるなら高低で勝負するしかない。

・サブロー
ラッキーボーイ。30にもなるかというおっさんをボーイというのはどうかと思うが。もともと素質は抜群。足も使える。彼をプレーオフ同様眠っててもらえるかが鍵。

・ベニー
日本人。ウソ。内角をさばくのは本当に巧い。今岡とタメを張る。外に逃げるスライダーをいかに有効に使えるか。

・フランコ
インローの変化球に難ありだが、少しでも高くなると腕をたたんでライトスタンドに放り込むパワーがある。丹念に攻める姿勢が必要。

・李承●
福浦を荒くしたようなイメージ。ただし長打力あるので油断は禁物。左の村田(ベイ)って感じか。

・里崎
とにかく振ってくる。初球の入り方は要注意。巧さもあるけどモロさもあるので、いかにして打撃を崩していくかがポイント。

・大塚
千葉ロッテ伝統の、三拍子揃った、けど未完成な外野手。こういう選手がラッキーボーイになると一番やっかい。

・小坂
守備は宮本(ヤクルト)、井端(中日)以上。とにかくすばしっこい。足も速い。打撃は弱いのだけど、なぜか今年は確変中。俊足版久慈という感じか。

・橋本
典型的な打撃型の捕手。肩はあまりよくないようなので赤星なら余裕で走れるだろう。バッティングに関しても里崎の方が上な気がする。入団2年目の阿部と考えればいい。

・初芝
現人神


次に投手。


・渡辺俊介
セで比較できる投手がいない。というかアタシが見てきたアンダースローの中でもトップクラス。しかも阪急の山田や足立ともタイプが違う。打ち崩すのは至難の業。はなから攻略をあきらめて、どんな作戦をつかってでも1点を取りにいくべき。

・小林宏之
若い頃に見て「これはかなりのピッチャーになる!」と思ったものだけど、本当にそうなった。ストレートもスピードガンよりも伸びがありそうで打ちづらそうに見える。ただポカもあるようなので、そこにつけ込めるか。

・セラフィニ
阪神が伝統的に苦手とする左の荒れ球投手。崩せそうで崩せないのではないかと思う。

・清水直
今年は調子悪いね。ストレートがよくない。一番攻略可能な投手か。

・久保
これも阪神が苦手とする三浦タイプのピッチャー。和田の分析力に期待。まぁ登板機会があるかわからないけど。

・小野
攻略できる右打者は今岡ぐらいじゃないか。邪魔なシュートにどう対応できるかが鍵。

・藪田
2年前の岡本(ソフトバンク)のような働きをされる可能性がある。ただプレーオフで若干チキンぶりを見せたので、日本シリーズの雰囲気の飲み込まれたらわからない。

・藤田
非常にイヤなピッチャー。左右への投げ分けで勝負する。意外とスペンサーあたりが合いそう。

・小林雅英
甲子園でまともなピッチングができるとは思えないんだけど・・・。基本的にはストレートとスライダー(縦変化するけど)しかないので、うまく球種を絞れればプレーオフ第三戦のような集中打が期待できる。


総合すると、かなりイヤなチームです。あまり穴がないのも特徴で、勢いを含めて2年前の阪神に似てる。ただ攻略できるポイントはかなりあります。まず打線に芯になる選手がいない。しいていえば福浦だけど、チームの雰囲気を一変するような選手ではないし。とにかく全員がいい意味での名脇役という感じなので、「調子のいい選手をつくらない」というのがポイントですかね。

あとプレーオフの解説でノムがいってたように、采配はかなりの疑問があります。交流戦の金本敬遠→今岡勝負のように。悪くいえば奇襲メインの采配なのでハマらないとドツボにはまる可能性もあります。

実力的にはかなり拮抗していると思うので、どっちにしろいいシリーズになるのではないでしょうか。というか初芝の引退を一日でも先延ばしにしたいので、ぜひ第七戦までいってもらいたい。
まぁ実際始まると、そんなこと忘れてる可能性がありますが・・・・。

comments (0)
神様


世の中にはとんでもない人間がいるものです。

きのうのプレーオフ、アタシがどっちのチームを応援していたかというと、まぁ6:4ぐらいでソフトバンクを応援してました。これには理由があります。

1.2年前のリベンジをしたい
2.シーズンで最高勝率をあげたチームが勝つ方が自然
3.福岡に知り合いが多く、当然ホークスファンも多い
4.2年前同様、球場で観戦できる確率が高い
5.99年の日本一の時には西鉄福岡駅のPVで観戦するなど、それなりに思い入れもある

しかしこれなら10:0になってもおかしくない話です。しかしそれが6:4にまでなったのは、たったひとりの存在があったからです。いわずもがなですが「初芝に日本シリーズの舞台を踏ませてあげたい」もう本当にそれだけからでした。

試合はホークスペースで進んでいきました。アタシの知人の、あわてもののカメラマンはわざわざキャナルシティのPVまで出掛けて新聞社に売り込もうとしたほどです。
ところがたったひとりの人間の存在が流れを一気に変えてしまいます。もうセカンドの控えがいないにもかかわらず代打に送り出された選手、彼こそ「ミスターロッテ(笑)」((笑)まで含めてひとつの言葉)、初芝清だったのです。
奇跡のようなヒットで一気にベンチを盛り上げると、あのノムすら絶賛する好走塁でチャンスを広げ、ついには同点のホームを踏んでしまうのです。打ったのは里崎ですが、打たせたのはまぎれもなく初芝なのです。誰がなんといおうとそうなのです。

しかもなんということでしょう((C)加藤みどり)。セカンドに代打を出した関係で、9回のサードベースには初芝が立っていたのです。これを奇跡というわずして何といえばいいのでしょうか。

試合後、さすがのミスターロッテ(笑)は各局を持ち回りで出演してました。すごいのはさっきフジテレビに出てたかと思うと、次の瞬間日本テレビにまで現れたことで、実は分身の術まで使えることまで証明してくれたのです。

まぁ冗談はさておき、試合終了してサブローの涙、そして号泣する的場をなぐさめる城島をみてアタシもかなりグッときていたのです。しかし初芝が映った瞬間、アタシは破顔一笑してしまったのです。正確には泣き笑いなのですが。
もうアタシは確信しました。彼こそ藤山寛美の後継者なのですよ。

以前今岡こそ人情喜劇の主人公ではないかと書きました。その上徹底的に馬鹿なネタまで書いたことがあります。しかし今岡の良さは彼ひとりではどうにもならないのです。

「勇退する星野監督に恩返しするんだ!」
「最悪時代お世話になった岡田監督を男にするんだ!」
「怪我をしてもがんばる金本(カナモト)さんのために打つんだ!」

すべて「誰かのために」というスタイルです。

そこにいくと、初芝は完全なスタンドアローン型です。ひとりで笑わせて、ひとりで泣かせる。今岡が渥美清型なら、初芝は藤山寛美型の人情喜劇役者といえるでしょう。

とにかくさ、本当によかった。初芝。いや、初芝様。あなたは現人神になりました。しかし引退するなんてもったいない!まだまだできるよ。それがあなたの生き様ならしかたがないけどさ。でもこれからももっともっと笑わせて泣かせてほしい。あなたが一番輝けるのはグラウンドなんだから。(マイクを持つとイマイチとは暗にいって・・・・る)

しかしすごいことになりましたな。阪神VS初芝ですよ。阪神VS千葉ロッテじゃない。阪神VS初芝なのです。まさかこんな日がこようとは・・・。いったいアタシはどうしたらいいんですかねぇ。

comments (0)
想像


村上ファンドでもプレーオフの話題でもない、馬鹿な話をば。

2ちゃんねるのプロ野球板に『清原が虎入り熱望「オファー待ってるんや」 Part 2』ってスレがあって
557 2005/10/16(日) 03:07:21 ID:HXgudW2JO
代打名無し@実況は実況板で

清原、オリックスのユニフォーム姿を想像すると似合ってないんだが…(笑)虎も。
楽天のなら辛うじていけるかも。 (以下略)
アタシもちょっと想像してみたんだけど、楽天のユニを着た清原は笑ってしまうほどあっけなく想像できた。「似合う」というより「着て違和感」がないのは間違いなく楽天でしょう。
阪神はかなりがんばれば想像できる。似合ってるとは思えないけど、想像することは可能。

では清原獲得に一番熱をあげているオリックスはどうかというと・・・


あ り え な い ぐ ら い 想 像 で き な い


自慢ではないが、アタシは妄想力が豊かな人間だと自負している。そんなアタシともあろうものが、「オリックスのユニを着て打席に立つ清原」はまったく想像できないのだ。

落合が巨人に移籍した時、どうしても巨人のユニ姿が想像できなかった。必死で重ね合わせたけど、無理だった。んで結果、巨人のユニがどうみてもパジャマにしかみえなかったことは記憶にすり込まれている。
しかし、もし清原がオリックスのユニを着るような事態になったら、これはパジャマどころではすまないだろう。なにしろ想像できないのだから、決めつけるのもどうかと思うけど、おそらく


ヤ○ザ事務所を追い出されて、生活のために働くサンドイッチマン


にしか見えないのではないか。

いやいや、これはかなり深刻な問題ですよ。今まで「なにが阪神からオファー待ってるや、お前に選ぶ権利なんかないやろ」とか思ってましたが、アタシの予想が的中するなら、やっぱオリックスはやめておく方が吉なのかもしれないな。いくらなんでもそこまで自分を貶める必要はないよ。

ていうか、さっさとユニ変えろよ、オリックス。清原とか関係なくさ。あのユニでどれだけ人(それも熱狂的なファン)の神経逆撫でしたかわかってるのかね。

comments (1)
疑問


結局最多勝争いは下柳と黒田が分け合う形となったわけですが、やはり広島の最終戦は釈然としないものがありました。
というのも、黒田がどうこういうのではなく、引退の決まっている沢崎と小林幹英の登板がなかったからです。2人は今日出場選手登録をされており、おそらく今日引退登板の予定だったのでしょう。にもかかわらず、結局登板なし。本当にこんなのでよかったんですかね。
黒田はすでにタイとはいえ最多勝のタイトルは確定しているわけですよ。引退登板を消してまで単独になるってのはどう考えてもおかしい。というか悲しい。

そりゃ広島が大量点を取って黒田に勝ち星がついて、なおかつ2人の引退登板ができればベストだったんだろうけど、相手は苦手の三浦、しかも横浜は今日勝てばAクラスが確定するわけで、勝ちをやすやすと譲るというのは考えづらいのは試合前からわかっていたはずです。

今日は野村がショートと外野を守るというサービスぶりでそれはいいことですが、実績ではかなり劣るとはいえ沢崎と小林幹英も功労者であることは間違いありません。なのにちょっと差がありすぎるというかね。

黒田に否はないとは思いますから、やはり首脳陣の問題ですね。アタシは広島ファンじゃないのでわりと冷静ですが、これがもし阪神のことならかなりキレてると思います。だって黒田は来年の課題として単独最多勝を狙えば(というか狙わせれば)いいだけの話なんだから。なんかここまでケチのつくタイトル争いって、例の四球合戦を彷彿させるな、とすら思ってしまいます。

うーん、釈然としないというより、なんだか悲しいな。沢崎も小林幹英もけっこう好きなピッチャーだったのに。いいのか、広島ファン。と聞きたくてしょうがありません。

comments (0)
感情


えと、他にも書きたいことはあるのですが突発的に。というのも広島・黒田が15勝目を挙げたことについて、どうしても、いち阪神支持者の気持ちをわかってもらいたいからなんです。

阪神タイガースの公式戦最終ゲームね、あれ、ずっと見てたんですが、もう相当感動しましてね。野手もベンチもまるで自分のことのように必死で下柳に勝ち星をつけようとして守り、そしてまた下柳の感動的なまでのナイスピッチ。しかも試合を決めたのが、もっとも感情がなさそうな鳥谷というのもなんだかよくできた話です。
まぁサヨナラホームランは今までの鳥谷っぽいホームランでしたが、一本目はマジでビビりました。いつものなでるようなバッティングとは180度違う、左腕の押し込みの効いた一流打者の打ち方をしてました。もしかしたら、こいつ、とんでもない選手に化けるかもしれませんよ。

え、ああ、鳥谷の話はどうでもいいんだったっけ。

あの試合がね、下柳がいつものように6回2失点ぐらいで、あとをJFKがいつものように締めるみたいな展開なら、仮に黒田が単独最多勝を獲っても「あ、まぁしゃあないわな」ぐらいに思えたと思うんです。
ところがあの下柳&ナイン&ベンチの一体感を見せられた日にゃ、どうしてもね。やっぱり釈然としないものがあるというか。

別に中継ぎで勝ち星がついたとかはどうでもいいし、どうせあと一試合は先発するんだろうしね。だから仮に単独で黒田が最多勝を獲ったとしても、黒田にも山本監督にも何の責任もない。実際完投数でもイニング数でも黒田と下柳では段違いなんだから、文句をいえる筋合いはないんです。

でも、でもやっぱり、黒田に「単独じゃなくてもいいじゃん」といいたいのです。もう下柳が最多勝争いに絡んでこられるなんてありえないんだから。

だからこれはお願いですね。どうでしょうか、山本監督&黒田投手。

comments (6)
白鳥


『白鳥の歌』
「死ぬまぎわに白鳥がうたうという歌。その時の声が最も美しいという言い伝えから、ある人が最後に作った詩歌や曲、また、生前最後の演奏など。(大辞泉)」


きのうめでたく阪神タイガースが2年ぶりのリーグ優勝を決めました。選手のみなさん、そしてスタッフコーチ陣のみなさん、なにより岡田監督おめでとうございます。

と書いたところでなにやら焦げ臭いにおいがすると思ったら、ふとんが燃えてました。どうやらたばこが下に落ちていたようです。というか落ちてました。
みなさんもたばこの火の始末にはくれぐれもご注意を。

なに書いてるんでしたっけ?あ、そうそう、阪神のことですね。

もちろん今日のスポーツ紙は一通り読ませてもらいました。その中でもデイリースポーツ(アタシの友人に何度注意しても「デイリー新聞」という馬鹿がいる。お前のことだよ;;;)の改発博明報道部長執筆による、岡田監督へ向けた記事が一番おもしろく感じました。

個人的には金本とか今岡とか球児に関する記事に目を奪われるだろうなと予想していたのですが、意外にも岡田監督の記事が一番熱いモノがこみ上げてきました。
去年アタシは「岡田更迭」を支持しましたが、まぁアタシもせっかちだわな、とあらためて思った次第です。人間あせっちゃダメだよ。

岡田監督に関することはまたおいおい書くとして

今日は藤川球児について書いていきます。

冒頭の『白鳥の歌』に関しての辞書引用、これは藤川球児に捧げたものです。
なにを馬鹿なことをいってるんだ、本当に球児がこれで終わっていいと思ってるのか、とお叱りを受けるかもしれませんが、アタシだって球児がこのまま終わってほしいわけがありません。
しかし同時に、アタシはどうしても使い捨てのストロボ(昔はあった。今は知らんけど)みたいなものを感じてしまうのです。たった一回、猛烈に強い光を放つって意味でね。

アタシの知ってる球児は、ひたすら怪我の多い、ひとことでいうなら「ひ弱」という言葉がピッタリくるような選手でした。しかも醸し出す雰囲気もいかにも気が弱そうで情けない。こんなピッチャーがプロで大成するとはとても思えなかったんです。

みんな球児の球速にばかり目を奪われていますが、たしかに球速は速くなった。アタシが見てきた選手の中でも、ストレートだけとれば間違いなくナンバーワンです。しかしそんなことより、人間、ここまで醸し出す雰囲気を変えることができるんだ、ということに一番驚いているのです。

あの情けなくみえた顔が、今ではとてつもなく不敵に見える。ヘラヘラに見えた顔が宍戸錠ばりのニヤニヤに見える。もちろん球速が速くなって、その自信からくるのかもしれませんが、それでも驚かずにはおれないのです。

過去、タマの速い投手などいくらでもいました。しかしいくら自慢のストレートを持ってしても、自信なさげにマウンドに上がってはノックアウト、そして球界から消えていったピッチャーも腐るほどいます。だから「球速が速くなったから顔に自信がでてきた」とか、そんな単純なものとはとても思えない。

しかし彼は変わった。何もかも別人になって帰ってきた。どうしてそんなに変わったのか、それはアタシなんぞには到底わかる問題ではありません。ただしこれが「神様の気まぐれ」とするなら、ちょっとは納得がいくのです。

とにかく今年の球児は輝いてました。それも半端な輝きじゃない。さっきストロボという形容詞を用いましたが、きのうの登板でスタンドから無数のストロボが焚かれ、注意をうながす場内アナウンスまであったのは、なにやらそれを象徴してる気がします。
しかしいくらスタンドでストロボが焚かれても、そんなものはもろともしない輝きを放っていたのは球児であり、ここまで強烈な光を持ったピッチャーは今まで見たことがありませんでした。

こんな輝きが何年も持続できるほどプロは甘くないと思っています。そしてそのことは球児自身が一番わかってるはずです。だからこそ「腕が折れても今年はマウンドに立つ」と決心したのでしょう。

アホな発想ですが、これは完全に漫画の世界です。漫画では「目の前の一試合に、1シーズンに勝ちたいために、投手生命をフイにする」なんて展開はよくあります。もちろん昔には、元・南海ホークスの杉浦忠がそうだったように、同様のケースが皆無というわけではありません。
ただ平成の世で、まさかこんな選手があらわれるなど想像できるはずもなく、しかも新人や実績のある選手ではなく、言い方は悪いですが、去年までくすぶっていた選手です。
そんな選手が突然、もう信じられないような輝きを放った一年。もう「神様の気まぐれ」としか他に説明つけようがないではありませんか。

もし来年も「神様の気まぐれ」が続くのなら、こんなうれしいことはありませんし、できれば「日本プロ野球界に球児あり」といわれるような実績を残してほしいとも思う。
でももしそうならなくても、この輝きが今年限りのものであったとしても、けして文句はいうまい、と心に誓いました。プロ野球人気の低迷が叫ばれる中、彼は「人間がこんなスピードボールを投げれるんだ」ということでスポーツとしての野球のすばらしさをひとりで証明し、暗くなりがちだった野球界に強い光を照らしたのですから。

今年の阪神のリーグ優勝、それは金本の力であり、今岡や赤星、下柳の力であり、なにより全員の力の結合のおかげで成し遂げられたものです。しかし「選手生命」をかけて仕事したのは藤川球児ただひとり。神様の気まぐれとはいえ、何もかもなげうち、渾身のストレートを投げ続けた彼に、いくら称賛してもしたりない気がします。

ありがとう球児!あんたがいたから阪神は優勝できた。いっぱい、本当にいっぱいの人を幸せにしたんだ!!アタシはいつまでもこのことは忘れないし、みなさんの胸にもぜひ刻み込んでほしいと切に願います。

comments (0)
提唱


やったー!!マジック1だぁ〜〜〜っ!!
と無理矢理テンションを上げている藪似です。

きのうも気になることをいろいろ書いたわけですが、どうも納得できないのは西武がプレーオフに進出することでしょう。これ、西武ファンはどう思ってるのかな?
これがね、オリックスや日ハムなら、それほどいろいろ考えなかったと思うのですよ。ところが西武は無類に短期決戦に強いときてる。もしこれで西武が日本一にでもなれば、それこそドッチラケですよ。

プレーオフの不備はアタシも何度もいってますし、さすがに当事者もわかってるはずです。が、もともとプレーオフは「商売ありき」ではじまったことが問題なのです。

順位がひとつでも上なら無条件で一勝のアドバンテージを与えるってのがふつうの発想です。ところがそれをしなかったのは「それだと試合数が減ってしまう=儲けがない」という非常にみみっちい発想からきてるからです。
その結果「順位が上のアドバンテージは本拠地で試合ができる」という、これまた「商売ありき」のやり方になってしまった。これは残念というより、いささか情けない気がしますし、こんなやり方が将来にわたって永続されるとはとても思えない。

アタシは元々リーグ優勝できなかったチームが日本一になれるってこと自体、理解できないんだけど、この意見はとりあえず封印します。でないと先に進みませんから。

さて、再来年からセ・リーグもプレーオフを導入するといってます。そして「たすきがけプレーオフ」というのも提唱されてますが、これも個人的にはかなり抵抗がある。
古い考え方なのかもしれませんが、やはり日本シリーズは「各リーグの優勝チームが覇権を争う」というのが望ましい。交流戦の優勝チームを加えるなど論外です。

となると、どうするかですが、アタシは「ワイルドカード制」を提唱します。

ワイルドカードといっても2リーグしかないので、かなり単純なものですが、まずセパの1位2位のチームは自動的にプレーオフ進出とします。(本当はこれも疑問なのですが)
そしてあと1チームは、セパ合わせて勝率の高い2チーム同志がワイルドカードを得る。ただし勝率五割以下の場合は自動的にアウトです。

たとえば今年の場合、3位以下で勝率五割のチームがないので、語りようがないのですが、もし勝率五割を超えていたとするなら、ワイルドカードを得るのはヤクルトと横浜です。まずこの2チームが戦う。そしてその勝者が同一リーグの2位のチームと5試合制のプレーオフを戦う。しかもアドバンテージも順位上位のチームは無条件で1。2位とのチームと5ゲーム差以上なら2。
そしてその勝者がさらに一位のチームと戦う。これもさっきと一緒で5試合制。
これはワイルドカードを得た2チームがセパに分かれた場合でも一緒です。

もしワイルドカードを得たチームがリーグチャンピオンになろうと思ったら、9勝しなくてはいけません。しかもゲーム差によっては、その間に一敗もできない状況です。これだとかなり公平になります。

書いててかなり混乱してきましたが、アタシが混乱してるぐらいですから、読んでるみなさんはもっとわからないでしょう。すいませんねぇ。

しかし何らかの方法、とにかく「商売ありきのプレーオフ」から脱却することです。そうでない限り、ファンが納得する解決はないと思っています。

さぁ明日は阪神タイガースの胴上げが予想されます。みなさんも準備はよろしいですか?
・・・って、優勝目前だってのに、こんなネタでいいんかいな。ではでは

comments (1)
私事


阪神がM3だというのに、ずーっと放置状態のこのサイトですが、まぁ勘弁してください。

いやね、書きたいことはいろいろあって、マジックのこともそうですが、他にも

・初様引退
・二軍戦で中日・幕田が岡崎を負傷させる(わざとじゃないとは思うけど)
・西武、勝率五割以下でプレーオフ進出決定
・ノム、楽天の監督に?
・おいおい、いくらなんでもデッドボール多くねぇか?
・サブローという生き方

この程度のことは書きたいなとは思ってたんですが、どうも筆が進まなくて。筆で書いてるわけじゃないけど。

ホントはね、阪神にマジックが出た時点から毎日更新する予定にしてたんですよ。そのつもりで準備してた。ところが急に旅行に行かなきゃいけないことになったりしたんで頓挫したわけです。言い訳もいいとこですが。
マジックですからね。マジック。桑田のニックネームじゃないですよ。ホラ、江川がつけた。全然浸透しなかったけど。
(マジック=マジックインキ=陰気、ってことらしいけど、考えオチすぎるよ)

とにかくマジックも早3になって、なんとか28日29日の甲子園で胴上げできるかってことまでなってるわけです。にもかかわらず、このアタシの体たらく。
うれしくないのか?うれしいですよ、そりゃ。え、2年ぶりの優勝だから有り難みがないんだろうって?そんなこともないんです。やっぱ勝つってことは、それだけでうれしい。
事実、今年はかなり試合を見てますし、しかも緊張感がある。
だったらなんで更新しないのか、それはですね、理由がないんです。

まったくないことはなくて、さいきん仕事で他人のサイトばっかりつくってるから、自分のサイトまで手が回らないというか、もっとはっきりいえばあんまり見たくないのです。
ただそんな時期が今ってのはマズいよなぁ。もう優勝が決まるってのに。

ああ、でも心配しなくても、さすがに優勝が決まればちゃんと書きます。んでないと、このサイトつくった意味がないもん。ついでにプレーオフも詳細に分析します。そんなん誰も望んでないだろうけど。

というわけで、今回の更新間隔が空いたことで学んだこと。

「肝心なことはちゃんとしゃべれないくせに、言い訳は無限にでてくる」

以上っす。じゃね

comments (0)
速報


えと、ごく簡単に。

結局SD残留ですか。結局得をしたのは星野だけという、またしてもあの男の思い通りの結末になったわけです。
オンラインレポートにあったように、結局タイミングが悪かったということに尽きるでしょう。今やったって成功する可能性薄いもん。

とはいえ、来年のGの監督は誰になるんでしょうか?星野に断られた以上、いまさら広岡とか森に頭を下げるわけにもいかないし、原や中畑じゃ節操がなさすぎる。となるとノムぐらいしか残ってないじゃん。

まぁ誰でもいいや。とにかくチンタラしてるやつらさえいなくなれば。あ、もちろん「巨人から」という意味ではなくて「プロ野球界から」って意味ね。

てなわけで、ではでは

comments (0)
実況


きのうの『虎バン』、コメンテーターが星野SDだったんですが、おもしろかったですねぇ。
まぁいろんなことをいってたんですが、とにかく次の発言にとどめをさすでしょう。

(今岡ホームランのVTRをみながら)「ホームランは打った選手を褒めなきゃ。たとえよその選手でも

いやはや、完全にG球団の監督気取りですな。たいしたもんだよ、この男だけは。

さて、いよいよ明日から名古屋決戦なのですが、正直いってあんまり「決戦」という感じがしないんですよね。どうも明日は台風で中止になりそうな気配だし(正直ドームでの中止は予想外もいいとこですが)、あさって一試合だけとなると、仮に負けてもどおってことない。結局19〜21日の甲子園決戦まで、何にもわからないんじゃないかなと思うわけです。

てなわけで、またしても呑気な話題をば。


◇ その1

日曜のロッテVS日ハム戦のイニング間に、交流戦についてのアンケートの結果を発表してました。なんで今さら?という疑問はありましたが、とりあえず注意して見ていました。
全国から人口にあわせて均等に採取したということなので、かなり正確なものだと思うのですが、いやぁ、ちょっとビックリしました。

細かいことは忘れたけど、たとえば「注目したカードは?」はパ6球団と阪神戦が1〜6位までを独占。ちなみに巨人は7位の「ソフトバンクVS巨人」が最高位。
「注目した選手は?」の問いには、阪神の選手とパの選手が半々。巨人は10位以内にひとりも入らず・・・と一昔前までは考えられない結果になりました。

日テレはやたらヨシノブをスターとして扱いたいみたいだけど、もういくらなんでも無理がありすぎる。ヨシノブはいい選手ですよ。でももう「ただの一流選手」でしかない。
入団二年目までのヨシノブには間違いなく「天才の輝き」がありました。
メイ(!)のアウトローの完璧なタマを、あの広い広い甲子園の左中間に放り込んだことはいまだに目に焼き付いています。
・・・が、数々の怪我を重ねるうちに、いつの間にか「どこの球団にもひとりはいる」レベルになってしまった。

まぁ来年からは、さすがの日テレもヨシノブ推しは止めるだろうけどね。おそらく監督メインで推していくでしょう。
「世界の王VS闘将星野」とか「仰木マジックVS闘将星野」とか。

というわけで、なぜ巨人が星野にこだわるかといえば、ヨシノブを見限ったから、という結論になります。なりますって;;


◇ その2

このサイトをずっと読んでくださっている奇特な方ならお気づきでしょうが、アタシはやたらテレビ・ラジオの実況アナウンサーにこだわっています。だって当然でしょう。昔の映画でいえば、実況アナといえば活弁師にあたるわけですから。せっかくの好ゲームも、たとえば日テレの船越某、テレ朝の中山某に当たってしまっては台無しになってしまいます。

ここでわりとあたりまえのことを書きます。それは
「キー局の実況より、準キー局の関西の実況の方がはるかにレベルが高い」
という事実です。こればっかりは誰がなんといおうと持論を曲げません。

理由は明白です。
要は「一年間でこなしてる数が違う」ということです。

なぜ準キー局のアナはそんなに試合をこなせるんだろうかといえば、これも簡単で、関西のテレビ局はラジオも持っている場合があります。しかもアナウンサーは共通。もうこれだけで経験が格段に増える。
そして高校野球の実況までやる。となるとキー局のアナと比べて「経験を重ねることができる」=「うまくなる」のは必然ともいえるでしょう。

しかし関西のアナの実況がすべてうまいのかといえばそんなことはなく、たとえば関西テレビ(フジテレビ系)やよみうりテレビ(日本テレビ系)はラジオ局とは直接引っ付いていませんし、高校野球の中継もしません。
つまり毎日放送(TBS系)とABC(テレビ朝日系)だけのレベルだけが群を抜いてしまってるわけです。
また信じられないぐらい阪神戦を中継しているサンテレビというUHF局がありますが、巧いのは谷口アナと湯浅アナぐらいで、後は・・・という感じですが。

やっぱ実況って経験がかなりモノをいうと思いますよ。日テレだって中堅になりかけていた多昌アナがいなくなったりして、小川アナなき後、エース格がいない状況です。なにしろ手本がいないわけですからね。これじゃ若手が育つわけがない。

船越某なんか、まったく成長ないですもんね。巧いとか下手とかというより、まるで野球に興味がないんじゃないかとすら思える。
アタシの友人が「(船越某は)目の前で起こっていることをしゃべるか、データやエピソードをしゃべるしか能がない」といってましたが、まったくその通りです。解説者との間で話をふくらませることもないし、またエピソードもどう考えても自分で取材してきたものじゃないのばっかり。こんなのをエース格で起用しなきゃいけないようじゃ、そりゃ視聴率も落ちるよ。

これがサンテレビの谷口アナあたりだと全然違う。たとえば解説が「調子が悪いのは、開きが早いからだ」という。すると「なぜ開きが早いとダメなんですか?」ときいてくる。こんなの野球を知ってる人にはあたりまえの話ですが、あんまり野球を知らない人がきくと、すんごい専門知識が手に入ったような感覚になる。そしてまた野球が観たくなる。そういういいスパイラルを生み出してると思うのです。

「サンテレビがずっと中継をやってたから阪神の人気がある」なんていう人もいますが、とんでもない話です。サンテレビはただ阪神戦を中継していたわけではない。ちゃんと野球好きが楽しめる、そして野球を知らない人も勉強できる実況アナを使ってきたんです。

アタシが子供の頃には西澤●(あきら ●は「日」へんに「章」)という優秀なアナが一手に引き受けていました。この人は局アナじゃないけど、実にスポーツの実況が巧く、先日の『虎辞書なる!』でひさびさに西澤節を堪能しましたが、本当にしっかりした実況で、船越某や中山某との差を痛感しました。そしてこの人のテクニックが今の谷口アナや湯浅アナに受け継がれているのです。

日テレも視聴率をそこまで気にするのなら、もっともっと実況アナを育てなきゃダメですよ。ファームの試合でもなんでもいいから、数をこなさせる。それだって立派な「視聴率のためのテコ入れ」だと思うし、星野を招聘するよりもよほど安上がりな手段だと思うのですがね。

comments (1)
懐古


予告通り2日連続の更新です。

とはいえ阪神の現状の話でないのでご勘弁を。いわれてみてばずいぶん阪神の現状について書いてないですなぁ。もしかしたらメチャクチャ大切な時かも知れないのに。
試合はほぼ毎日見てますよ。たまに見れない日もあるけど、なるべくスポーツニュースなどで補完するようにはしてます。
にもかかわらず、まるでシーズンオフのような話を。

違うんですよ、悪いのはアタシじゃない。悪いのはサンテレビなんです。いやサンテレビは悪くない。どっちなんだ。
そうじゃなくて、この時期にサンテレビがあまりにもすばらしい暴挙にでてくれたんだから、それを書かないわけにはいかないんです。

『虎辞書なる!』という番組があることはここでも何度か書いてきました。
かいつまんで説明すると、「阪神が<いい>勝ち方」をした試合をピックアップして、シーズン中の毎週金曜日(試合の中継があるときは休止)に、ほぼ丸ごと試合を放送してくれるという、なんともありがたい番組なのです。
(ただし90分番組なので、得点の入らないイニングは省略されています)

毎年70試合以上を試合開始から終了まで完全中継するサンテレビです。豊富な映像をかかえるだけあり、甲子園で行われた好ゲームをうまい具合にピックアップしているのですが、だいたい1982年あたりから2002年までの試合ばかりで「できればもう少し古い、アタシが野球を観始めた1976年あたりの映像とかやってほしい」とかずっと思ってました。
サンテレビが開局したのは1969年なので、可能性はゼロではありませんが、さすがに無理か、保存してないよな、とあきらめてました。

ところが先々週の放送で「田淵・江夏特集」と題して、1973年から78年までの超貴重な映像を流してくれたのです!

さすがに通常のように「ほぼ試合をまるごと」ではありませんでしたが、田淵のホームランシーンや、ブリーデン・ラインバック、中村勝(オリのGMですな)、藤田平、そして島野(!)のヒットシーンまで流すというサービスぶりで、もうためいきがでるほどの感動映像が満載でした。
江夏に関しては、昭和48年の「ノーヒットノーラン&サヨナラホームラン」の試合を、9回から11回まで完全放送という、とんでもないことをやってくれたんです。

しかも映像がキレイなのもビックリしました。ツルンとしたVTR映像はあたかも今試合が行われているかのような生々しさで、田淵や江夏をリアルタイムで知らない世代でも十分追体験になったはずです。

さて

以前『音効』というエントリを書きましたが、アタシは子供の頃からずっと「ホームランの時に流れる音楽はウイリアム・テルで変わっていない」と思い込んでいたんです。
ところが違いました。アタシが野球を観始めた、はじめて甲子園に足を踏み入れた1976年当時は全然別の曲だったんです。(たぶんクラシックだと思いますが、曲名は不明)
ああ、なんと人の記憶なんてアテにならないことよ。
(どうも1978年からウイリアム・テルに変わったみたいです)

他にも驚くことが多くて、大洋(現・横浜)の緑とオレンジのド派手なユニホーム(写真じゃなくて、動いているのは当時以来!)や、広島市民球場の変わらなさ、「サンテレビがお伝えする他球場の途中経過、西宮球場の阪急VSロッテは・・」といった球場アナウンスなど、しょ○べんチビりそうなことが山ほどあったのですが、なにより驚いたのは甲子園球場そのものです。

外観はラッキーゾーンとスコアボード以外はほどんど変わっていない。なのに今とは別の球場みたいなんです。というのも

「客がいない」から。

アタシの記憶でも、三塁側のアルプススタンドが閉鎖されているのはデフォで、一塁側のアルプススタンドが閉鎖されていることさえ珍しくありませんでした。
客がいるのは、内野スタンドの下の方(イエローシートのあたりですね)と、バックネット裏ぐらい。あとは外野の下の方にポツリポツリいる程度です。
当時の公式入場者が何人と発表していたのかは知りませんが、おそらく実数では2000人程度だったのではないでしょうか。
今の満員の甲子園しか知らない人は驚かれるかもしれませんが、昔はこんなもので、巨人戦以外は1万人(球場発表)いかないのがふつうだったんです。たまに「1万2000人」とかだと「お、今日はメチャクチャ入ってるな」とか思ってましたから。毎試合満員になる現在の姿など、まったく想像できませんでした。

客が少ない、しかも現在のように客が声を揃えて応援、といったスタイルもない時代です。当然のように、阪神の攻撃中でもあのケタタマシイような声援はありません。
とくに昭和48年の試合などは無数のヤジがきこえてくる、という本当に信じられないことになっています。
ヤジがなくなったのは、たんに客が増えたのと応援スタイルが「やかましく」なったからだったんですね。本当によくわかりました。だってひとり大声でヤジっても、誰も聞こえないもん、今の甲子園じゃ。

今から予告しますが、今年のオフに「1976年のプロ野球」と題して大型連載をやります。もう『虎辞書なる!』見て、やると決めました。何が今のプロ野球と違うのかを、アタシがはじめてプロ野球というものに興味をもった1976年と比較しながら検証していきたいと思います。

それにしても・・・・・サンテレビよ、よくやった。やっぱりサンテレビは最高のテレビ局です。アタシが王様だったら勲章をあげるぞよ。パンパロパン!

comments (2)
小川


いやね、書くネタは山ほどあったのですよ。明徳義塾の甲子園出場辞退とか、星野仙一に巨人監督要請とか。でもやっぱ阪神が負けてる間はどうも更新する気がなくて。まぁせっかくなんで、明日も続けて書こうかなとか思ってますが。ただ予定は未定ということで、あんまりアテにはしないでください。

以前日本テレビの小川アナについて書いたことがありました。リンク先をみてもらえればわかりますが、日テレのアナウンサーでありながら、かなり好きなタイプを実況をする人でした。
その時アタシはこんなことを書きました。
「もうプロ野球の実況はしないそうですが、できるならリアル系野球ゲームの仕事とかしてほしいなぁ。もしそんな野球ゲームがでたら、アタシは絶対買いますよ。『小川買い』しますよ。PS2持ってないけど。」

ところがこれが実現したわけですよ。『プロ野球チームをつくろう!3』というゲームで。アタシはいまだにPS2を持ってないんでプレイしてないんですが、これは本当にやってみたい。
ただ残念なのは、アタシがあんまり好きではない経営シミュレーションなんですよね、これ。プロ野球の経営シミュレーションが好きでない理由はここに書きましたが、まぁそんなことはどうでもいいや。小川アナの声がきけるのなら。
あ、ちなみに今週号の週刊ファミ通に小川アナのインタビューが載ってますが、これは必読です。立ち読みでもなんでもいいので小川アナファンは目を通しておくべきです。

まぁそんな感じで今日はここまで。明日はもっとちゃんとしたネタを書きます。ではでは

comments (2)
勧告


阪神が負け越したのは、まぁどうでもいいのですが、中日と3ゲーム差まで縮まったしホントはどうでもよくないのですが、そんなことより巨人のダメっぷりにはほとほとむかっ腹が立っております。

きのうの試合、ヤクルト藤井、中日の野口、どっちもよかったです。が、内容だけをみると藤井の圧勝でした。対戦相手が違うのに比べてどうするんだというむきもおありでしょうが、ちゃんとあります。
藤井はね、ホント完璧というか、甘いコースのタマもあったけど、とにかく球威が抜群でした。だから甘いコースでも空振りがとれてしまう。阪神打線もかなり底に近い状態ですが、それを差し引いても素晴らしい投球でした。
一方野口はどうか?おなじ左投手とはいえ、藤井と野口はタイプが違いますが「なぜここまで巨人は打てないのか」がフシギでなりませんでした。
はっきりいって、7回2死までノーヒットに抑えられるような出来ではなかったですよ。全盛期のキレが戻ったわけでもなし、甘いコースも多かった。でも打てない巨人打線。

なんで打てなかったか?これは簡単です。あまりにも巨人打線の程度が低いからです。ローズなんか完全にバットが下からでてるし、他の打者も「なんとかしてランナーにでて崩してやろう」という気概が微塵もなかった。

先日安藤がプロ初完投勝利をあげましたが、そこまで出来はよくなかった。にもかかわらず、ちょっとでもビハインドの展開になると、からっきしやる気がなくなる。
点差があるわけですよね。そして巨人の売りは長打力です。てことは、ランナー出してドカンしかないわけです。にもかかわらず誰もランナーに出ようともしない。ひたすら大きなスイングを繰り返すだけ。「大きなスイング=一発狙い」なんですかね、あんな箱庭ドームで。ミートすれば簡単に入るだろが。それとも振り回さないとスタンドに届かないほど、打撃のレベルが低いのか?

何度も何度も繰り返しいってますが「やる気がないならやめちまえ」これしかいいようがありません。
ファンの多い少ないとやる気を直結させることがマズいのは承知しております。しかしいくら巨人の人気が落ちたといっても4万人ものファンがスタンドにつめかけている。テレビ中継だって毎日やってる。これだけのファンの前でひたすら醜態を繰り返す巨人。もう腹がたって腹がたって。

そんなにあんたらは、プロ野球=つまんない、という図式を確率させたいのか?
もしですよ、なんとなく野球に興味を持った少年が「あ、野球やってる」と巨人戦にチャンネルを合わせたとして、もう確実に次は見ないでしょうね。
いいかげんにしてくれ。巨人さん。ある意味、去年のナベツネの行動よりもよほど腹に据えかねることだと思うのですが。

comments (3)
声援


今日はちょっと短めに。

先日阪神ファンの言動について若干否定的にと書きましたが、コメントレスでも書いた通り、あの声援はチーム力として立派に機能しているとは思うのです。
しかしひとつだけ、どうにも納得できないことがあります。

たとえば金本がバッターボックスに入りますよね。
「4番レフト 金本」
「ウワーッ!!」

一応これを基準にします。
赤星や今岡もほぼ変わりません。やや大きいのが片岡と濱中。まぁこのふたりは怪我からの復帰という要素と代打での出番が多いというカラクリがあります。

そんな中で抜きんでて声援が大きいのが桧山です。
金本が「ウワーッ!!」なら、桧山は「ドワーツ!!!」です。が、まぁそれはいい。でも問題なのはスペンサーです。

「9番、井川に代わりまして、スペンサー」
シーン・・・・

これいったいどういうことですかね。

期待値が大きかったり、長年チームに貢献してきたり、苦労を重ねたりした人が大きな声援が大きいのはわかります。しかしスペンサーの場合「声援が少ない」というより「皆無」ってのは「スペンサーなんかいなくなればいいのに」とか思われてるんでしょうか。

これはあきらかに桧山と関係があると思う。本気で「スペンサーがいるから桧山が試合に出れない!」なんていってる人がいるのにはビックリさせられます。
アタシは桧山は嫌いな選手じゃないですよ。藪さん和田さんと並んで暗黒時代を象徴する選手だとは思うけど。だからといって「桧山が好き=スペンサーに声援しない」という神経がわからない。

今年はわりと阪神の試合を丹念にみてる方だけど、スペンサー、成績は悪いけどすごくがんばってる。そりゃ問題も多いですよ。とくにあの守備ね。
でも人柄の良さがすごくよくわかる。
桧山がホームランを打つじゃないですか。するとベンチでね、スペンサーがすごくうれしそうに出迎えているんですよ。ふつうこんなことありえない。おなじポジションを争うライバルなんだから。でもスペンサーは違う。
となると桧山もスペンサーにたいして悪意というか、陰で怪我しろとか祈ってるとは思えない。

当人同士がそうなのに、ファンが勝手に決めつけて声援に差をつけるなんてどういうことですかね。なんかこういうところが「阪神ファンは阪神のファンだけど、野球ファンじゃない」といわれる所以のような気がします。

まぁ一日も早くこんな事態が是正されることを願いつつ、ではでは

comments (3)
無敵



こんなタイトルをつけると得てして負けが込むものですが、まぁあまり気にせずに。

しかし阪神は強い。強いというか負けない。なにしろここ一ヶ月ほど負けてないんだから。
いや、わかってますよ。いいたいことは。でもここ一ヶ月の負けは負けじゃない。なにしろ「そこまで勝とうとしてない試合」でしかないんですから。つまり負けは負けだけど、どうしても勝ちたくて負けたわけじゃないからダメージは限りなくゼロ。逆にいえば「どうしても勝ちた」い試合は全部勝ってるんですからね。
いやはや、モチベーションもそうかもしんないけど、それ以上に実力のすごさは抜きんでてる気がします。

てかね、交流戦やって気付いたんだと思うんですよ。ずっと中日は強い、ヤクルトもあなどれないと思っていたのが「なんだ、ソフトバンクやロッテに比べると全然たいしたことないじゃん」ってことに。やってみて歯ごたえの違いを痛感したんでしょう。
そしてこの余裕が、すべてにおいていいように回り出している。だから強い。

あ、巨人ですか。もういいんじゃないかな。てか強いとか弱いとか関係なく「やる気がないなら、試合をするな」とか思ってしまいます。しっかしこの歯車の狂い方は暗黒時代の阪神の比じゃないですな。さすが球界の盟主。崩壊のスケールも半端じゃないってことで。

これまで巨人は無敵だったわけです。もちろん優勝できない年もあったけど、戦力もそうだし、なにより人気面においてはまさしくひとり勝ちだった。まぁいやファミコンに近いものがあった。しかしスーファミまではそれを持続できたけど、ニンテンドー64になって急にプレステに太刀打ちできなくなったみたいなね。

ちょっと関係ない話かもしれないけど、星野SDの話を。

アタシはやっぱ星野SDは好きですよ。言動不一致?金の亡者?そんなことはわかってる。わかってるからこそ好きなわけで。
彼ほど「成功への手段」を模索している野球人はいないと思う。もちろん「人生の勝者への」だけど、彼の言葉でさすがと思ったのが
「成功の経験を絶対視してはいけない」ということ。
人間一度成功すると、そのときのプロセスに異様にこだわる。「あの時こうやったから成功したんだ」とその理屈を他人に押しつけようとする。自分でも違和感を感じながらも押し通してしまう。これこそ「失敗への手段」なのです。

星野はこれを異様に恐れている。そして勝算を冷静に計算して、勝算のあることしかやらない。それ以外のことは、その時その時で最適な判断をしていく。
これこそ星野の「成功への手段」なのではないかと思っているのですが、こういう部分が巨人には完全に欠如している。

はっきりいって、V9の頃の話や、長嶋が元気だった頃の話を今に置き換えて語ってもほとんど意味がないと思うのですよ。「巨人はとにかく強ければ人気がでる」とか「長嶋さえいれば視聴率は上がるし新聞は売れる」とかいっても何もはじまらないし、前に進んでいかない。

そうじゃない。手垢のついた巨人軍という器がある。これにどうやって新規ファンをつけていこうとか、戦力を整えていこうとか、そこが一番大事なのです。
「前にこれで成功しただろ。だから今度もこうすればいいじゃないか」とか「巨人軍は常勝でなければならない」ではなく、過去のことは一度リセットして、新しい巨人をつくっていこう。ファンに愛される、強いチームをつくっていこう。これでいいんじゃないですかね。

変な話、今の巨人ファンは戦力でも人気でも「無敵」なんて全然望んでないはずです。「無敵」なんてことに縛られず、どこのチームでもやってる、当たり前のことを積み重ねていけばいいだけなんですけどね。

comments (2)
支持


え?貯金14? え?2位とのゲーム差5.5?
おかしいなぁ。こんなはずじゃなかったのに。アタシの予想では
「ホンマ、岡田のアホが!たった一年半でチームをボロボロにしくさりよってから!そら優勝メンバーが片っ端から怪我or不調やからしゃあないっちゃあしゃあないけど、それにしてもなんで葛城が不動の3番やねん・・・・・ホンマ・・・岡田のボケ・・・う、ううう・・・。・・・・せ、仙さん、帰ってきてくれ・・・(涙)」
みたいになると思ってたのに。わからんもんですわ。

まぁチーム状態はあいかわらずいいのですが、阪神ファンのマナーもあいかわらずです。先日も横浜戦でケンカがあって逮捕者がでたようですし。
アタシが<ファンではなく支持者>だというのは、「阪神は好きだけど、阪神ファンは嫌い」という理由が一番大きい。某ダンカンのことはこの間書きましたが、程度の低いのが多くて「お願いだから阪神ファンを名乗るなよ。ますます阪神のイメージが悪くなる」と思うこともしばしばです。

だいたいね、子供の頃からすごく不思議だったんですよ。球場に行くでしょ。すると応援団がいて<グラウンドに背を向けて、スタンドを向きながら>必死に応援している。
だから「応援団の人ってホントに阪神が好きなのかな」って思ってたんです。ホントに好きだったら応援してるより試合を観たいだろうって。

ただ「阪神ファン=マナーが悪い」と決めつけるには無理がある。

阪神ファンは日本で一番多いんです。巨人?そりゃ数だけなら巨人の方が多いんだろうけど、コアなファンが一番多いのは間違いない。数が多けりゃそれだけ莫迦なやつの数も多いのはしかたないでしょう。しかも野球なんかほとんど興味ないのに「阪神ファンってことにすれば、何をやっても許される」みたいな風潮すらある。
もっといえば利権を求めてヤ○ザ屋さんも寄ってくる。

でも世の中には静かに阪神の応援をしている人もいっぱいいると思うんです。だからアタシが<支持球団>、<支持者>という言葉を使っている。これは「阪神は好きだけど、ああいうイメージを持たれるのはかなわん」という人に向けたものでもあるんです。

注目されすぎるってのも問題で、阪神はマスコミのせいで「12球団一カスなフロント」と思い込まされていました。それは阪神だけがそう寡占されるからで、よそもたいして変わらない、というのは去年の球界再編騒動で白日に晒されたのは記憶に新しいでしょう。
「阪神ファン=マナーが悪い」といってる人でも、阪神ファンの悪辣な行為をみた人がどれくらいいるのか知りたいもんです。イメージでいってるだけじゃないかと。またそういう色眼鏡でみると余計にそう見えるもんだし。

だからといって、そう簡単に世間様のイメージは変えられるもんじゃない。阪神ファンなんていうと白い目で見られそう。でも阪神というチームが好き・・・・。

そんなあなた!ぜひこれからは「支持者」という言葉をお使いください。
「どこのファン?」
「ファンじゃないけど、阪神を支持している」
「それってファンってことじゃないの?」
「違う!断じて違う!いっしょにしないでくれ!!」
と叫びましょう!ま、偏屈者として、余計白い目でみられる可能性は否定できませんが。ではでは

comments (2)
顔面


シーズンがはじまってからずいぶん経ちますが、やっと阪神の新しいヒッティングマーチにも馴染んできたところです。
しかし馴染んだからといって「いい」と思えるかどうかはまた別問題でして、こないだも友人と話してて、満場一致(ふたりだけですが)でワーストワンに選ばれたのが濱中のヒッティングマーチです。

なんだよ「♪不死鳥が舞い降りたら〜」って。メロディもだけど歌詞が酷すぎる。せめて「♪不死鳥が舞い降りたら〜 んんんんんーんんんー」ってその後ハミングにすればちょっとは画期的だったのに。ヒッティングマーチにハミング導入。やりすぎですか。はいすみません。

交流戦でパのヒッティングマーチをちゃんと聴いたけど、やっぱロッテが一番よかったっす。これも満場一致でした。とくにベニーとフランコはカッコいい!まぁ一番好きなのは福浦ですが。今まで広島が一番だと思ってたんですが、ロッテの方が上ですね。

もう交流戦ネタもいいかなということで別の話。

プロ野球選手にとって「顔」はかなり重要な要素です。つくりもそうですが、その表情で選手としての価値が決まってしまうんじゃないかというぐらい。
こないだの92とハリボテ(Gの5番)との対決、ファーストファールフライをシーツが取れなかったときの92の表情、見ました?あれあれ。あれですよ。あの遊んでいるようにしかみえないあの笑顔はピッチャーとしては、あの伸びのある速球と並ぶ武器なんですよね。
でもその昔、92といえば「笑顔」ではなく「(他人がみて)笑える顔」の代表だったわけで隔世の感があります。

別に「笑える顔」=ダメ選手というわけでもなく、そこでセ各球団から「笑える顔」の代表をあげてみようかなと。

・巨人=堀内
あの顔のどこが笑えるんだ!という人もいるでしょうが、なんとなく笑ってしまいます。アンガールズが「キモカワ」なら堀内は「ムカオモ」って感じです。

・中日=落合
いきなり監督が続きますが、笑えます。この人って自分の中での強迫観念があるのか、なかば無理矢理「不敵にニヤつい」ています。それが負け試合になると無理矢理感が顕著になり、見てて笑えるのです。

・ヤクルト=平本
本命の「アキバ系・佐藤賢」をあえて外して、ひらりんを選出。彼の場合、ピッチャーとしてのキャラがどんどん顔そのものを浸食しているような気がします。

・横浜=種田
すんません。最初よくみると間抜け面の加藤を選出しようと思ったのですが、勝てませんでした。勝てるわけないです。

・広島=佐々岡
もうごめんなさいとしかいいようがない。ベタすぎますよね。わかっているんです。でもこの顔は最強です。ある意味種田よりも上です。

・阪神=今岡
今岡は男前なのです、実は。男前といって語弊があるなら整った顔といってもいい。そういう意味では種田や佐々岡とは違います。でもおもしろさでは群を抜いているから困ったものです。
一度腕時計をみる今岡の写真に「談笑する今岡」というキャプションがついていて死にそうになりました。ネット上の画像をみてあれほど笑ったのはこれきりです。


だからなんなんだといわれてばそれまでですが、よく見ているとベンチで素の顔をした選手が映るので、そこがねらい目です。絶対ひとりぐらいとんでもない顔(というか表情ね)した選手がいるから。みなさんも見つけてくださいな。ではでは

comments (2)
挑戦


また通常通り営業します。

阪神はですが。
まずスペですが、調子うんぬんではなく、単純にヒットの打ち方を忘れてしまったって感じです。
スイングも悪くないし、ボールもまぁまぁ見えてる。少なくとも30打席連続無安打になるほどじゃない。じゃあ何がダメかというと、よくわかんないんですよ。
これってもしかしたら、一種のイップスなのかもしれない。でもそれって、どうしたら治るんだ?送球イップスなら治し方があるみたいだけど。

次。

赤星と関本の離脱により軽い緊急事態ですが、なんかそう感じさせないところがすごい。とにかく今年は戦力が整ってますね。
かといって、中日三連戦に勝ち越せるかどうかとは、まったく別問題なのですが。
川上と昌に関しては、交流戦の成果がだせるかどうかですね。うまくすれば(もちろん向こうの調子がそんなによくないという条件で)叩ける可能性はある。でもややこしそうなのが、登板が予想されるマルチネスですよ。なんというか、とにかく阪神が苦手そうなタイプ。ああいう、外国人の腕が長そうな左ピッチャーって昔からダメですからね。こないだのサーフことセラフィニさえ、あんだけ制球が無茶苦茶だったのに抑えられたし。

さてさて、またしてもロッテの話ですが

ご承知のように、前回ボビーが監督になった時は、GMだった広岡との対立があって、2位に躍進させたにもかかわらず、たった一年で解雇されています。
このボビー×広岡でもっとも印象的だったのが「エンドランに関して」でしょう。
広岡は「カウント1−2になったら100%の確率でエンドランをかけてる。それが相手に見破られている」と痛烈に批判しました。
アタシはそれほどロッテの試合をみてなかったので、それが真実だったのかどうかはいまだに知らないのですが、「別に勝ってるんだからいいじゃん」と思ってました。

なにしろ2位ですよ。ずっとBクラスだったチームが2位になるなんて、またボビー退任後も一度もAクラスになってなかったわけだから。エンドランがことごとく外されて、チャンスを潰して、それでも2位になれるんだったら余計すごいじゃないですか。

もうひとつ、「彼は表の顔と裏の顔の差が激しすぎる」ともいわれていました。テレビカメラの前でのボビーは実に愛想のよい、知将にみえますが、裏では理不尽な激情家だと。でもそれもおかしい。
もしそんな「ワケワカンナイ」監督だったら、選手があれだけ楽しそうに野球をやりますかね。とにかくあの年のロッテは強いとかじゃなくて、選手が楽しそうにプレーしているのが印象的だった。
のちに阪神にトレードされた、当時の正捕手・定詰が「野球がこんな楽しいものだとはじめて知った」みたいなことをいってましたが、定詰だけじゃなく、みんな楽しそうでしたよ。
それは去年、2度目の監督になってからも変わらない。相手を見上げるわけでも見下すわけでもない。ただ自分たちがいいプレーをすることだけに全選手が集中している。こういうチームの野球は楽しいんですよ、見てて。しかも勝ってるから、マリサポも余計楽しいんじゃないですかね。

ボビーって采配自体の評価はけして芳しくない。こないだの週刊プレイボーイで江夏が具体的に叩いてましたが、交流戦を見てるだけでも、たしかに理不尽な采配はありました。でもそれもたいしたことがないといい切れる。なぜならロッテは常勝チームじゃなくて挑戦者だから。挑戦者にとって一番必要なのは、技量よりもモチベーションだったり試合に集中できる環境でしょ。

アタシはサッカーのことはわからないんですけど、なんかジーコにも同じことがいえるような気がする。

采配は大切ですよ。でもカリスマはもっと大切です。とくに負け犬根性が染みついているようなチームにはね。ロッテもだったけど、なにより阪神がそうでしたから。理不尽でもカリスマ性で選手を引っ張るようなリーダーがね。

comments (4)
スクスクソダテ(第5話・最終回)


新学期がはじまった。私は小学五年生になった。

Fとは別々のクラスになり、ほとんど会話をかわすことはなくなった。こだわっているとかそういうのではなく、新しいクラスで新しい友人ができたこともあって、「Fとのことは、もうええやん」という気持ちだった。

自転車で甲子園に行った。しかも小学生にとっては十分ドラマチックな出来事を体験した。にもかかわらず、新しい友人にもその話をすることはなかった。たぶんFにたいする遠慮があったのだろう。
そんな事情もあってか、次第にこの出来事、そして川藤にたいする特別な思いも消えていったように思う。


誤解のないようにいうと、この時点での川藤は「代打の切り札」でも「浪速の春団冶」でもなく、代走・守備要員だった。ただ年齢的にもトウがたち、売りである走も守も衰えが見え隠れする、いわばいつクビになってもおかしくない瀬戸際の存在だった。

そんなあまり試合にでることもない選手を「応援せなアカン」といわれたところで、応援しようがなかった。その結果、私の中から「あの日の川藤」は完全に消えた。


月日は流れた。ときは1985年。巨人とのヤジ合戦で「優勝できないタイガース!」をオチのフレーズに使われていた阪神に21年ぶりに優勝、というチャンスが巡ってきた。

私は高校生になっていた。
たった6年で、こどもはおとなの身長に近づいていた。

が、変わったのは私だけではない。
私が出会った翌年あたりから、川藤は代打に活路を見いだし、やがて「代打・川藤」のコールで甲子園が沸き返る、そんな独特の存在感のある選手に変貌していた。
前々年のオフには、一度はクビを宣告されながらも、「給料ゼロでもええからチームにおいてくれ」という名セリフを吐き、マスコミは彼を「浪花の春団冶」とたたえるようになっていく。

私はおかしかった。もともと桂春団冶は浪花の人間だ。「甲子園の春団冶」ならまだしも「浪花の春団冶」ってそのままやん!しかも川藤って福井出身やし、と心の中で突っ込まずにはいられなかった。つまり自分の中で、その程度の認識の選手でしかなかったのだ。

運命の日、10月16日がやってきた。

場所は神宮球場。二転三転する好ゲームは、9回代打・佐野の犠牲フライで阪神が同点に追いついた。
引き分けでも優勝が決まる、最後のマウンドには、この年大きな飛躍を果たした抑えの切り札、中西が上がっていた。
2アウト。ついに、あの阪神が優勝する!しかしテレビの前にかじりついていた私はどうすればいいのかわからなかった。なにしろ優勝なんてはじめての経験だ。喜び方がわからない。

最後のバッターはピッチャーゴロだった。中西から守備固めに入った渡真利のミットにボールが吸い込まれた瞬間、阪神タイガース21年ぶりの優勝が決まった。
「やったーっ!!」
とりあえず、なかば無理矢理といった感じで、声をあげてガッツポーズをしてみたものの、なんだか実感がなさすぎて、感慨のようなものはまるで沸いてこない。なんだ、優勝って、こんな程度のものなのか・・・。

マウンド上に輪ができる。やがて吉田監督の胴上げが始まった。優勝から遠ざかっていたチームらしいというか、初々しい、なんとも様にならない胴上げ。吉田監督はくるくる回転しながら宙を舞った。
吉田監督の胴上げが終わると次は掛布だ。掛布ははじめて上り詰める課程を見てきた選手だから、少し感慨が沸いてくる。が、次の瞬間、とんでもないことが起こった。
掛布の次に指名されたのは、あの、川藤だった。照れ笑いを浮かべた川藤が宙を舞う。

私の頭に、なぜかあの日のことが、フラッシュバックしていく。

自分からすすんでこどもの前に現れ、若手選手に無理矢理サインを書かせる、図体のデカい、いかついオッサンのことが。

「これからも阪神を応援してくれよ!」

あの声がよみがえった。あの川藤が、今、ブラウン管の向こうで胴上げをされている・・・。
たった数秒前まで、自分でも信じられないぐらい醒めていた「優勝」という現実。
しかし、もう違う。だんだん画面が見えなくなってきた。嗚咽しかでてこない。

私は無意識に、あの日の、トータルでみれば過酷ともいえる一日を、ずっと頭の中で封印してきたことに気づいた。記憶から消えていったのではなく、記憶に鍵をかけていたのだ。その鍵は、自転車の鍵とおなじく二度とでてくることはないはずだった。
しかし川藤の胴上げが不意に鍵を開けた。記憶がよみがえる。そして心の中に秘めていた思いが噴出した。
ずっと川藤という選手が好きだったんだ。私はずっと川藤を応援してきたのだ!そう確認すると、ふたたび嗚咽が止まらなくなってしまった。

吉田監督のインタビューが終わる頃、私の嗚咽はおさまってきた。
が、川藤ともうひとり、あの日の出来事を私にもたらしてくれた、Fのことを思い出していた。
あの日以来、一切交友のなくなったF。あいつ、今おなじチャンネルみてるかな。そして川藤の胴上げをみて、なんて思ってるんだろう。

私は親子三代、生粋の神戸っ子といっていい。しかしすくすく、育ったのか、私は。いや私とFは。それはいまだにわかっていない。

* * * * * * * * * *


【あとがき、のようなもの】

とにかく不安で不安で、何が一番不安だったかといえば「本当に小説風の文章になるのか」ということでした。アタシは文章を書く事は好きなんですが、ついぞ今まで小説だけは書いたことがなく、でもいつも通りの文体だと、このエピソードの根っこが伝わらない、という理由から思い切って挑戦してみました。
この話の大半は実際にあったことです。どことどこにフィクションが混ざっているかの判断は読んで頂いた方にまかせるとして、しかし川藤選手に関してはほぼ事実です。

川藤は阪神ファンの間でも好き嫌いが分かれるようで、よく辛辣な意見を耳にします。しかし今回の話を読んでもらえれば、アタシが川藤が好きな理由がわかってもらえるのではないかと思っています。

そしてひとつだけ正しておきたいことがあります。
どうもイメージだけで「川藤の解説は根性論ばっかり」といわれますが、よくきいてください。この人は意外なほど「根性」とか「気合い」とかという言葉をを使いません。
なぜなら本人が一番「根性」や「気合い」ではどうしようもないことがわかっているからなんでしょう。

あと

Fくん、もしこの文章を読んでいたならぜひ連絡ください。アタシはあなたにどうしてもあやまりたいのです。

最後に、長い長い駄文を読んでくださってありがとうございました。次回からいつも通りのヤキウノウワゴトに戻りますので安心してください。ではでは

comments (2)
スクスクソダテ(第4話)


「こどもは疲れを知らない」なんて嘘だ。
極度の緊張と緩和をくりかえした小学生は、想像以上に神経をすり減らしていた。精神的な疲れは肉体にも影響を及ぼす。これはこどもだろうが、おとなだろうが、何の変わりもない。

神戸に向かって、ふたたび自転車にまたがった私は、すぐに異変に気づいた。まったく前に進んでいかない。行きの爽快さを反転させたかのように足取りが重い。自転車で神戸まで帰るという行為が、とてつもなく辛いものに感じる。無茶な遊びを決行したんだから、後始末をするのは当然なのに、苦痛で苦痛でたまらない。

芦屋を越えて神戸市に入った頃、空は赤くなっていた。行きはせいぜい2時間程度で到着できた。なのに帰りは、甲子園を出てすでに3時間近く経過しているはずだ。まだ家まで30分はかかる。
足はパンパンになり、我慢の限界が近づいていた。

「ちょっと休憩しよか」

途中にあった公園の前に自転車を駐め、ベンチに二人で腰をかける。

「俺、決めたわ」
「何を」

Fは疲れからなのか、少しぶっきらぼうになっていた。

「もうちょっとちゃんとした自転車買ってもらう!」

Fは22型の、当時流行りのセミドロップハンドルの、五段変速のついた自転車に乗っていた。自転車に乗れるようになって以来、私にはそれがうらやましかったのだが、この日ほどうらやましく感じたことはない。もし、こんな16型の、小学校低学年用の自転車でなければ、そしてギアチェンジがついていれば、もっともっと楽な思いができたのに!

「もうええやん。早よ帰ろ!」

あきらかにFは怒っていた。たしかにそうだ。いくら漕いでも前に進まない、私の自転車の速度に合わせているのだから、怒りたくもなるだろう。しかしお前はあんないい自転車に乗ってるじゃないか。少なくとも俺よりは楽してるはずだ!と思うと、私までFにたいして腹が立ってきた。

「わかってるわ!」

私は自転車に戻り、ロックを解除しようとポケットをまさぐった。
・・・ない!鍵が、自転車の鍵がない!

「・・・お前、なにやってんねん・・・」

あきれたようにFがつぶやく。私はベンチのまわりをはじめ、自転車を駐めた場所からベンチまでを何度も何度も、地べたにはいつくばるようにして鍵を探している。
でもない。絶対ここにあるはずなんだ。ないわけがない。

Fは一緒に探すわけでもなく、先に行くわけでもなく、ただ立ちつくしている。
私の目には涙がうかんできた。悔しさと怒りが綯い交ぜになり、しかし怒りの矛先はどこに持って行くわけにもいかない。

ふと顔を上げた。自転車の横にある電柱に、こんな看板がくくりつけられている。

『すくすく育て 神戸っ子』

なんだか無性に看板に腹が立ってきた。理由はない。とにかく腹が立って立ってしょうがなかった。
私は看板を蹴り上げた。二度三度と。しかしついには怒る気力さえも失い、その場に膝をかかえてしゃがみ込んでしまった。

夜がせまってきた。あたりはどんどん暗くなってくる。どっちにしろ、もう鍵を探すのは困難な状況だ。
最後の気力を振り絞った。

「もうええわ。鍵、もうええわ・・・」
「もうええって、自転車どないすんねん」

ここまで来たら、私にできるのは自尊心を守ることしかなかった。

「前輪持ち上げて、担いでいくよ・・・」

無茶苦茶である。ひいき目でみても、家まで軽く2kmはある。子供が2kmの道程を、疲れ果てた身体で、自転車を担いでなんて不可能だ。でもそういうしかなかったのだ。子供にもプライドはある。せめて、それだけは捨てたくなかった。


家についたときには、すでに7時半をまわっていた。
とりあえず帰宅が遅くなった事情を説明させられた。私は同時に自転車を約1.5kmの距離に住んでいた親戚の家にあずけたことも伝えた。
不思議と怒られることはなかった。あまりにボロボロになった私を不憫に感じたのか、むしろ慰めてくれた。

「でも・・・、よかったやん。川藤にサインもろたんやろ?」

私はリュックサックからサイン色紙を取り出し、母親に手渡した。

「ちゃんと名前も入れてくれて・・・。これから川藤応援しなアカンで」

正直川藤のサインなんかどうでもよかった。しんどくてしかたがない。プライドもズタズタになった。しかも自転車のこともある。そしてなにより、こじれてしまったFとの仲のことを考えると、とてもサインをもらったことを喜べる心境にはなれなかった。

つづく

comments (0)
スクスクソダテ(第3話)


ゆっくり、その巨体は私たちの方に近づいてくる。それまでも掛布やラインバックを目前でみたことがある私も、その異様な迫力に思わず息をのんだ。

「なんや、君ら」

私はおそるおそる色紙とマジックを彼に差し出した。

「なんちゅうねん。名前」

次の瞬間「○○くんへ 川藤幸三 4」と色紙にマジックを走らせた。
続いてFも色紙を差し出す。するとふたたび川藤はサインをはじめた。

「君ら、どっからきたんや」

川藤幸三は1949年7月生まれだから、このときはまだ20代ということになる。しかし明日から小学五年生になる私たちには、えらくオッサンに見えた。はっきりいうと、とてつもなく怖かった。もちろん見た目の問題である。

「神戸かぁ。お父さんとお母さんは?」
「い、いえ、ボクら、2人だけで、自転車できました」

すると川藤は素っ頓狂な声で

「君らちょっと待っとれ」

そういい残すと、寮の中に消えていった。

「な、なんやろ。お菓子でもくれるんかな」
「アホか!寮にお菓子なんかあるわけないやろ・・・」

Fと私は顔を見合わせた。

「おい、もしかしたら家出やゆうことで、通報されるんちゃうか・・・」
「手錠とか、されるんかなぁ」

可能性は十分すぎるほどあった。手錠とまでいかなくても、子供だけでこんな遠い場所に来ているのだ。しかも私は、この馬鹿な計画を親には一言もいってなかった。パトカーに乗せられて帰宅でもしようものなら、いったいどんなに叱られるか・・・
逃げたかった。おそらくFもおなじ心境だったと思う。しかし川藤の「待っとれ」という言葉に逆らうことはできない。気の弱い私にとって、あんな図体のデカいオッサンの言葉は絶対に感じられた。

どうすることもできない中、はてしなく不安な面持ちで、私たちは川藤を待ち続けた。時間にして5分もなかったのかもしれない。しかし驚くほどその時間は長く感じられた。
なんだか寮の中が騒がしくなってきた。門の外からでは様子は覗えない。

「あの子らや!」

川藤の声が響いた。すると中から次から次へとジャージを着た男たちがでてくる。中にはまだ眠気まなこの人もいる。全員名前も知らない若手選手ばかりのようだ。

「君ら、色紙まだあるか?」

Fも私も2枚ずつ用意してきた。残りは一枚だ。

名前も知らないような選手が代わるがわる私たちの前にやってくる。そして一枚しかない色紙に小さくサインをしてくれている。

「この子らはな、自転車で神戸から来たんや。お前ら、こういうファンを大事にせんでどないすんねん!」

川藤は若手選手をどやしつけている。

信じられなかった。目の前でおこなわれている光景を、どうしても信じることができなかった。ただただ成り行きに身をまかせるしかなかった。

最後のひとりがサインを書き終えた。

「あ、ありがとうございました・・・」

消え入りそうな声で礼をいうと、川藤は「これからも阪神を応援してくれよ!」と言い残し、若手をともなって寮の中に消えていった。


ツタで覆われた壁面に背中をくっつけて、Fと私はしゃがみこんだ。
2人ともあまりの事態に声を失っていた。どれぐらいそんな状況が続いただろう。
少し、ほんの少し自我を取り戻した時、Fはこうつぶやいた。

「帰ろか」

2人は自転車を駐めた場所に向かって、ゆっくりと歩き出した。

つづく

comments (0)
スクスクソダテ(第2話)


阪神甲子園球場は兵庫県西宮市にある。大正13年、甲と子が60年ぶりに出会うという由来から甲子園と名付けられたその球場は、他のどの球場にもない「重み」を持っている。
私が初めてこの球場に足を踏み入れたのは昭和51年のことだ。ゲートをくぐって、暗い通路を抜けた先にあるカクテル光線、その瞬間は今もって脳裏に焼き付いている。

しかしおとなに連れられるわけでなく、子供だけで威風堂々としか表現しようがないその球場の前に立ったのは、この時がはじめてだった。何度か親の先導できた時よりも何倍もの大きさに感じる。子供ながらに、あまりの迫力に私は震え上がった。

立ちすくむ私にFは「球場一周してみようや。誰か選手おるかも知れんで」といった。

その日は移動日に当てられており、阪神の選手が練習している可能性はあった。しかし球場を二周してみたものの、阪神の選手の影も形ない。
やけくそになったFと私は
「江川出てこい!」
「ボケ!!」
とわめき散らした。
次の日より、巨人との三連戦が組まれていたからだが、江川がいるわけがなかった。なぜなら江川は6月まで一軍の公式戦に出場できないからだ。

『空白の一日』とよばれる江川というドラフト候補選手にまつわる事件は、今ではプロ野球に政治が介入したケースとして語られることが多いが、この時点では、江川という悪役の誕生にプロ野球界が沸き立った。そしてまるで「正義のヒーロー」のような形で小林繁が阪神にトレードされたことも、阪神ファンを興奮させる要因になっていた。

「阪神の選手、おらんやん」
「せめて江川がおったらなぁ。シバいたるのに」

私たちは一気にやることがなくなった。甲子園にきただけで選手に会えると思う方が甘いのだが、幸運にも私はそれまでも何度か出待ちに成功し、サインを貰っている。しかも前年には阪神電車でラインバック外野手と乗り合わせるという事態にも遭遇している。
甲子園に行けば、選手に会える。そう思い込んでやってきた。でも選手なんかいやしない。

「せっかく色紙持ってきたのになぁ」

Fは色紙の入ったリュックサックをパンと叩いてみせた。

私はある事を思い出した。たしか甲子園の向かい側に虎風荘という独身選手専用の寮がある。もしかしたら、あそこに行けば、選手に会えるかもしれない・・・

「おいっ!虎風荘に行こ!!」
「虎風荘?」
「ええから行こ!選手に会えるかも知れんで!!」

虎風荘は現在、鳴尾浜球場に併設されているが、当時は甲子園球場から歩いて一分、道一本隔てた東側に建っていた。もうこの時点で、甲子園ほどではないが、時間がくれた迫力をかもしだしていた。いやたんに古くさいだけなのか。
しかし「ここに選手がいる!」と思うだけで、門の前で私たちの足はすくんだ。しかも警備員が私たちの方を見ている。

「おい、怒られそうやな」

Fは気弱な声を出した。一方私は、その視線に怯えて声すらだせない。
かといって、このまま帰りたくない。せっかく甲子園まできたんじゃないか。しかも自転車で、自分の力だけでここまできたんじゃないか。

「もうええやん。帰ろ」

私はFに同意しつつも、もう少しだけ粘ることを主張した。門の外からは中庭がみえ、中庭のまわりの廊下はガラス戸になっていて、中が見える。その廊下を選手が通るかもしれない。
せめて、中にいる選手を、ひとりでもいい。この目で見てみたい。
もしひとりでも確認できれば、それで自分を納得させる準備をしていた。

その時だった。中から大きな身体の男が姿を現した。

「あかん、もう完全に怒られる・・・」

私も観念した。あいかわらず警備員はこっちをじっと見ている。しかも中からは、いかにもいかつい雰囲気を漂わせた男がこっちを伺っている。

いや、まてよ。あれは阪神の選手なんじゃないか。そう、前の年、横浜球場での試合で、守備固めにでていって、外野フライを見失った、あの選手じゃないか!!

「おうっ!君ら、何や!?」

間違いない!ガラス戸を開けて近寄ってくる男、彼は川藤幸三外野手だった。

つづく

comments (0)
スクスクソダテ(第1話)


てなわけで、今日から5回連続で『スクスクソダテ』という話を小説形式で書いていきます。自信はまったくありませんが、何卒お付き合いくださいませ。

* * * * * * * * * *


「春休みに自転車で甲子園まで行かへん?」

小学校四年生のときだった。
友人のFはこともなげに私を誘ってきた。甲子園!私とFはそれまでも野球の話で何度か盛り上がったことがあったから、行き先には驚かない。
しかし当時神戸市東部の、とある街にに住んでいた私にとって、自転車で甲子園、というのは、どのくらい時間がかかるか見当もつかないほどの長距離だった。
だが私は、この誘いを二つ返事で賛同する。その理由は「自転車で」という部分に惹かれたからに他ならない。

私はずっと自転車に乗れなかった。
もちろん図抜けて運動神経が鈍いことも理由にあったが、それ以上に自転車というものに興味がなかったのだ。自転車なんて子供の乗り物じゃないか。そんなん自慢にならんやろ、と開き直れたのには訳がある。
なぜか神戸のおとなは自転車には乗らない。坂が多いという理屈からなのか、とにかく神戸に住んでいて自転車に乗っているおとなを見たことがなかった。だから自然と「自転車=子供の乗り物」という刷り込みができてしまったのだ。
まぁこのケッタイな刷り込みは、のちに大阪へ移り住んで覆されることになるのだが。

自転車に乗れるようになることを勧めてくれたのもFだった。
きっと彼は私と行動するとき、歩いての行動がかったるかったのだろう。もちろんそんなことはおくびにも出さずに、私に自転車の乗り方の指導をしてくれた。

うちには補助輪のついた、16型の小学校低学年用の小さい自転車しかなかったが、家族の誰も自転車に乗らないのだから、そんなものだろう。とにかくまずその小さい自転車の補助輪を外すところから練習は始まった。
練習は困難を極めた。どうしてもうまく前に進めない。2、3mヨタヨタと動いては転けるの繰り返し。何度もいうが、私の運動神経の悪さは折り紙付きだ。そういう過度の自信のなさも手伝って、何日練習しても、一向に乗れるようになる気配は見えてこなかった。が、Fはずっとどんくさい私の練習に付き合ってくれた。

突然、といった感じでその瞬間はきた。
ある日突然、私を乗せた自転車は前へと進み出した。理由はわからない。とにかく私は自転車に乗ることができた。その事実だけがそこにはあった。
うれしかった。それまでのどんな出来事よりもうれしかった。あまりの喜びに、意味もなく細い路地を、何度も何度も、往復した。挙げ句、母親まで呼び出して、得意げに自分の雄姿をみせつけた。雄姿でもなんでもないが、それぐらい誇らしいことに感じたのだ。
思えば、母親にたいしてあれだけ得意げになったのは、最初で最後だったかもしれない。

Fも我が事のように喜んでくれた。私はどこに行くのにも自転車で行くことを好んだが、彼は笑ってつきあってくれた。なにしろ神戸は坂が多い。行きはよいよい 帰りは怖い、ではないが、遠出したときなどクタクタになった身体で自転車を押して帰るなんてこともザラであった。
でもそんなことすら楽しくてしかたない、といった様子の私をみていたFだからこそ「自転車で甲子園に行く」なんてとんでもないことを考えついたのだろう。



明日から五年生、という前日、その途方もない計画は実行された。朝9時に集合したFと私は、桜が舞い散る中、甲子園へとペダルを漕ぎはじめたのである。

私の住んでいた街から、阪神甲子園球場までの距離は約12kmある。自転車だから、時速10kmで走っても一時間ちょっとでつきそうなものだが、私の自転車は補助輪が標準装備されているような16型のものだ。漕いでも漕いでもなかなか前に進まない。
それでも気持ち良かった。今から何時間もの間、自転車に乗っていられる!その喜びがいっそう気分を高揚させていった。

「色紙、持ってきた?」
「あたりまえや」
「ペンは?」
「大丈夫、ちゃんと持ってきてるて!」

自転車に乗りながらのFとの会話も、いつも以上に楽しかった。ただ持ち物の確認をしているだけなのに。

国道43号線は片側4車線、計8車線の広い道路の上を阪神高速が走るという、神戸と大阪をつなぐ大動脈だ。そんな大きな道路のおまけのような歩道を、2台の自転車は東へと向かう。ゴーウエストじゃない。ゴーイーストだ。東へ東へ、打出を越え、西宮戎を越える。一切止まらない。止まる必要がない。目的地は甲子園だ。

「あ、阪神百貨店や!」

Fが叫んだ。実際はそこには阪神百貨店はなく、ただの看板にすぎなかったのだが、その看板のあるビルを越えると、阪神高速の隙間から、銀傘の一部と緑のツタが目に飛び込んできた。

「あ!あ、あれ!あれ見てん!」
「甲子園やー!」
「着いた!着いた!」

前に進まないはずの自転車は、甲子園の姿を見た瞬間から、おそろしく加速しているかのようだった。とにかく早く着きたい。甲子園に着きたい。しんどいからではない。生まれてはじめて、自分たちで大それた計画を立てて、それが叶おうとしているのだ。

午前11時すぎ、私とFはついに漕ぐことを止めた。目の前にある大きな壁面、そこにはたしかに『阪神甲子園球場』とあった。

つづく

comments (0)
希望


いや〜!きのうの試合はよかったですねぇ!!もちろん阪神×千葉ロッテ戦がですが。

本当に俊介はすごかった。すごいすごいとは聞いてたけど、まさかこれほどとは、という感じです。タマはホップしてビュン!って感じで伸びてくるし、カーブも途中までストレートと同じ軌道できて、そっからひゅって感じで流れていく。
もうね、1回を見ただけで負けを覚悟しましたよ。残念ながら今の阪神には俊介を打ち崩せるだけの力はありませんからね。

ところがところが

下柳も本当によかった。よくなかったけど。どっちなんだよって話ですが、調子自体はけしてよくなかった。でも悪いなりに気持ちの整理をつけながら、必死にロッテ打線をかわしていった。とくに8回の一死三塁のピンチを抑えた時はシビれましたね。何が何でも抑えるんだ!という気持ちがでていた。あの気迫が同点を呼んだ、そう思っています。

ここまで交流戦を戦って、「打線のソフトバンク」、「投手力のロッテ」という印象は変わっていません。むしろその思いをますます強くしました。ロッテは打線はさほどでもないものの、投手力はすばらしいの一言です。先発陣はもちろん、あの後ろの強力さは抜群ですよ。いつも巨人とかの中継ぎをみているので「阪神以外にもこんな救援陣をもったチームがあったんだ」って感じです。

もう今いえるのは「もう一度、今年中にどっちかのチームと戦いたい」というのが素直な気持ちです。その前に阪神が優勝しなきゃいけないわけですが。今回は福浦がでてなかったし、うちも井川があんなんじゃないですか。もっともっとお互い万全な状態でガチンコでやりたいですね。

あと

あれだけ阪神の支持者とかいっておきながら、初芝が代打にでてきた時だけは「初芝打て!」と思ってしまいました。もう初芝は球界の重要文化財ですからね。彼を応援しないわけにはいかないでしょう。打て!初芝。笑わせろ!初芝!!

まぁ今日は簡素に。ではでは

comments (2)
一丸


えと、ちょっと号外という形で書かせて頂きます。

今までずっと思っていたことがあって、あまりにも生々しい批判になりそうなので控えていたわけなんですけど、もうどうしても我慢できなかったわけでして。といいますのも

サンスポ.comにダンカンのコラムがずっと連載されていますが、いつも「何じゃこりゃ。全然つまらん」と思いながらも眺めておりました。ギャグは冴えないし、マジメなこともイマイチ的外れだし、よくこんなのがずっと続いているなぁと。
しかし今回はちょっとばかし酷すぎる。アホかと。お前はそんなとこしか見てないのかと。

ご承知のように、きのうの阪神×ソフトバンク戦の9回、三瀬投手が金本に死球、それも後頭部に直撃する、というとんでもないことが起こりました。
アタシも相当なショックを受け、その後友人のDと延々4時間ほど電話で話したりしました。(途中話題が逸れたりしましたが)
その会話の中に「三瀬、あんなヤツ、絶対許すことができない!」なんて言葉は一度もでてきませんでした。

もう少し整理してみます。

シーツのホームランであきらかに三瀬は動揺していました。しかも金本への初球、これもかなりあぶないタマで、平常心を失ったのは間違いありません。
「三瀬のデッドボールはしかたがない」とはいいません。絶対やっちゃいけないことですから。でも三瀬は金本の連続フルイニング出場の記録を知っていたし、なによりずっと阪神ファンだったといいます。となると、どう考えてもわざとではないわけですよね。

仮にもですね、芸能人が公にあんなことを書いちゃいけないですよ。一部の怒っているファンの怒りを増長させることになると思うのです。
それに・・・ホントにあの試合をちゃんと見ていれば、他にも書くことがいっぱいあったはずなんです。

あの死球の後の、阪神ナインの顔をみましたか?こないだ今岡について馬鹿なネタを書いたけど、きのうの今岡はとくにすごかった。もう目が潤んでいた。絶対打つ!そんな顔になっていた。
今岡だけじゃない。結果は出なかったけど、桧山も矢野も、そしてスペンサーまで、ものすごい形相でバッターボックスに立っていた。
「金本さん(金もっちゃん)があんなことになって、それでも塁に立ち続けている。絶対なんとかするんだ!」そんなとんでもない一体感というかね、メチャクチャありましたよ。

ずっと阪神は「個々の能力は高いけど、チームとしてまとまりがない」といわれていたんです。それが金本が入ったことで完全に変わった。本当にチーム一丸となって戦える集団になったんです。

金本の死球は辛いです。なにしろ頭部の場合、いつ何時影響がでるかわからない。しかも連続フルイニング出場どころではなく、選手生命、もしかしたら生死にかかわる可能性もないとはいえない。
そんな状況なのに、アタシはなんかうれしかった。阪神がこんな最高のチームになったことが。負けたけど、そんなことはどうでもいい。あの今岡の、涙目になりながらの全身全霊を込めたスイング、あんなのを見て、それでも三瀬についてしか書けないなんて、ほとんどちゃんと見てなかった証拠でしょう。

アタシはいいたい。
「金本、がんばれ!でも記録より、今日の勝ち負けより、シーズンよりも、一番大切なのはあなたです」と。
そして
「三瀬!気にするな!これからもっともっと大きな選手になれ」と。

comments (1)
転換


今日は2本立てで。

きのうの試合でも久保田が不安定さを露呈してことで、にわかに配置転換がささやかれるようになっています。
たしかに現状の久保田の出来で抑えをまかすことは非常に危険で、現に数試合久保田の不出来によって試合を落とす結果になっています。じゃあ単純に「好調92を抑えにして、久保田をセットアッパーに」とするのはもっと危険なわけで、今の92の働きはただのセットアッパーではなく、言葉本来の意味でのストッパーの役割を果たしているからです。それを今の久保田が出来るとは到底思えないわけでして。

もし久保田を中継ぎに配置転換するなら、次のようなパターンが考えられます。

【Aパターン】
92と久保田の使い方を入れ替える

【Bパターン】
92を現在の6〜7回の投入から7〜8回にして、ジェフを抑えにする

【Cパターン】
92もジェフも現在のポジションは変えずに、暫定的に江草とハシケンに抑えをさせる

Aパターンはさきほど否定したばかりですが、実はメリットもある。
というのは久保田のためというより、92のためといった方がいいかもしれません。
現在の92の使われ方は酷使といえるもので、たとえ登板がなくてもいつ登板がまわってくるかわからず、かなり辛いのは間違いないでしょう。
それが92を抑えにすることによって、登板は9回と限られるわけだから肩をつくりやすくなるし、登板回数も減る、というわけです。

Bパターンが一番無難なやり方でしょう。ジェフも不調とはいえクローザーには慣れてますし、展開次第で7回から92も投入できるようにしておけば、それほど必勝パターンも崩れない。もし先発が6回以前に降板した場合は江草、ハシケン、そして久保田でなんとかしのぐ。
デメリットは、ますます92への負担が高くなることでしょう。

Cパターンはメリットとデメリットが半々ですね。
メリットとしては、92とジェフの位置は変えないわけだから、今までと同じ感覚で継投できること。
デメリットは江草やハシケンでは経験的にしんどいのと、92の前のピッチャーが久保田しかいなくなることです。
もしCパターンでいくのなら、かなり短期(せいぜい2週間程度)と期限を極めてやらなくてはなりません。もちろんそれまでに久保田の調子が上向きになっていることが絶対条件です。つまり久保田が短期的に立ち直る見込みがあるのであれば、これでもいいかもしれません。

さて

交流戦も一通り対戦を終えましたが、みなさんはどのようにお感じでしょうか。

阪神目線で物をいうなら、印象に残ったのは、勝ち越したとはいえソフトバンクです。松中はもちろんなんですが、やはりスタメンに外国人選手が4人もならんでいるのは驚異でしたね。

え?ズレータ、バティスタ、カブレラ、・・・3人じゃないの?と思われるかもしれませんが、アタシの中では4人なんです。あとひとり、それは今年FAで近鉄より入団した大村です。

大村ってホントにいい選手ですよね。足も速いし守備もいい。打撃も巧いしパンチ力もある。でも安定感が今ひとつ、みたいな。
アタシはね、ソフトバンクのファンの人にいいたい。いや、パ・リーグ全球団のファンにいいたいのです。
「大村は外国人として考えろ」と。そういう発想の転換が必要な選手なんです。

去年でしたか、ますだおかだの野球特番でゲストの矢作(元・日ハム)が
「現役時代は外国人とおなじ扱いだった」と話していて爆笑したのですが、実は大村もその方がいい。

何も大村の顔がどうみても某国のキックボクサーにしかみえないとかそんなことをいってるんじゃないんです。(いってるけど)
外国人って能力だけでは計り知れないものがあるじゃないですか。調子の波も大きいし。大村は近鉄時代からそんな選手で、非常に計算しずらい選手だったんですね。だからシーズン通して一番バッターで、なんて考えるとファンからするとガッカリする結果になるだけです。だからもうちょっと楽に構えて
「お、さいきん大村ば、ちかっぱ打ちはじめよらしたね。やったらしばらくくさトップバッターに固定してもおもしろいんやなかとね」ぐらいでちょうどいいんです。

つまり「大村=関西から出稼ぎにきた外国人」という感覚で。

他球団のファンもそう思って大村を見た方がいいですよ。きっとそっちの方が対策もたてやすいと思うし。

まぁこんなとこで。ではでは

comments (0)
(‘ ε ')はつらいよ


ちゃ〜!ちゃらららららら〜 ちゃらら〜ちゃららーらら〜

♪お〜れ〜が打ったんじゃお前が目立たぬ わかあっている〜んだハマ〜ナカよ
い〜つ〜かお前を今日のヒーローに するためちゃんと繋ぐから〜

イマ「わたくし、生まれも育ちも兵庫県南部、人呼んでドーナガの(‘ ε ')と発します。おい、オサム、元気だったかい?留守に変わったことはなかったか?」

ハマ「なんですかそれは。まだ守られへんボクへの嫌味ですか」

イマ「おいおい、おいちゃん、そんな怖い顔でみるなよ」

ハマ「シマノコーチですよ、何いってるんですか」

イマ「お、タコ社長も来てたのかい。なんだい難しい顔しちゃって!」

ハマ「監督!監督!ホンマ怖いわこの人」

実況「得点は1−0、キョジン一点のリードです。9回裏ツーアウトランナーなし。さぁ鉢、最後のバッターとなるか」

ハマ「イマオカさん!早くネクストバッターズサークルにいかんと!」

イマ「わかってるよ。ミナまでゆうんじゃないよ。ところであのピッチャー、なんて野郎だい?」

ハマ「いいかげんにしてくださいよ。イマオカさんの高校の先輩じゃないですか」

イマ「おお、そうだったそうだった。しっかしいい年して結構なタマ投げやがんね。結構毛だらけ猫灰だらけ、クワタの顔には虫だらけ!」

ハマ「ホンット、終いに殺されますよ!」

イマ「おいオサム、タコ社・・・もといひょっとこ社長がお呼びだぞ」

ハマ「お願いですからボクを巻き添えにせんでください!・・・・ハイ、ハイ、ハイ!」

イマ「ひょっとこ社長、なんだって?」

ハマ「鉢さんとイマオカさんがでたら代打いくぞ、と」

イマ「そうかぁ!そいつはよかった!よし、まかせておきな。絶対アニキは出塁してくれるからよ、そしたら俺もでてかならずお前に回す。そこでだなオサム、お前が一発決めてみるって寸法はどうだ」

ハマ「イマオカさん・・・」

イマ「バカヤロ、泣くやつがあるか。俺とお前はたったふたりのドラフト同期生じゃねぇか」

ハマ「え?いやケンタロ・・・」

イマ「よーし、もし打ったら何でも好きなもん食わせてやるぞ。カニとケーキとうまかっちゃん、どれでも好きなの選びやがれチキショー!」

ハマ「それ全部イマオカさんの好物じゃないですか。まぁそん中やったらカニ・・・」

イマ「よしわかった、俺がトビキリのうまかっちゃんつくってやるからな!さぁデッドボールでも死球でもなんでもこいってんだ!!」

ハマ「・・・・。まぁええか。こんな人やし。・・・あ!!!」

実況「あ〜!!鉢デッドボール!!」

イマ「おいおい、やけに気の早ぇヤツだな」

ハマ「鉢さん!大丈夫ですか!!」

鉢「大丈夫や・・・。イマオカ、あとは頼むけんのぉ・・」

イマ「アニキ・・・!この仇はかならず(‘ ε ')が討ってみせます!ここで打たなきゃ男が廃るってもんだ。さぁきやがれ虫面野郎!」

ハマ「ア、アカン!イマオカさん<絶対打つ時の顔>になってる!!」

実況「さぁクワタ、第一球のモーション、投げました!打ったぁ!!打球はレフトへグングン伸びる〜!あ〜!しかしフェンスには少し届かないかぁ〜!!」

イマ「ヘン!こっちには奥の手があるってもんだ!」

実況「イ、イマオカ、両手をかざした〜!あ、あ、あ〜!!なんだかわからんけど打球が加速してレフトスタンドに突き刺さったぁ!イマオカ、サヨナラホームラン!!!よろこび勇んでベースを一周して、今ホームイン!!」

ハマ「・・・・イマオカさん、ボクに回してくれるんじゃなかったんですか?」

イマ「・・・・・・・・・・・・・・そこが渡世人のつれえとこよ!」

ハマ「ちなみに明日こそは・・・」

イマ「明日もイマオカコールが聞けるようがんばります!」

ハマ「イマオカさんっ〜!!!!」

♪フントードリョクの甲斐〜もなく、きょおおおもなみぃだのぉ〜
きょおおおもなみだの陽が落ちる 陽ぃがぁぁぁおぉちぃるぅ〜

ちゃーちゃーちゃーん。完

comments (2)